皆さんは、海のエコラベルMSC認証のマークを見たことがあるでしょうか。

こんな感じのマークですが、日本ではあまり普及していないので、なかなか見る機会がないかもしれません。そんなMSC認証について調べてみました。
MSC認証ってなぁに?
MSC認証とは、水産資源と環境に配慮し適切に管理された漁業で獲られた天然の水産物の証です。
ちょっと難しいかもしれませんが、簡単に言えば「持続可能な水産物(サステナブルシーフード)」ということです。お魚を獲りすぎないようにして、ちゃんと管理しましょうね~という事ですよね。
最近では、マグロの漁獲枠が増えたというようなニュースが流れたことも記憶に新しいかもしれませんね。ちゃんと管理すれば、お魚も増えて美味しく食べられるんですからいいですよね~。
なぜ、認証が必要なの?
色々な理由がありますが、やはり、海の汚染や乱獲、違法漁業などにより魚介類が激減しているからだと思います。海の生態系も乱れてしまっているということですよね。
マグロが少なくなると…値段も高くなり気軽に食べられなくなりますからね。将来の子ども達のためにも、マグロとかうなぎなどを気軽に食べられるようにしておいてあげたいですよね~。
IUU漁業
国際的に問題視されているのが、IUU漁業といって違法・無報告・無規則な漁業だそうです。こういった漁業が、ちゃんとルールを守っている正規の漁業者にとっては不公平な感じになってしまうばかりか、資源の管理もままならなくなってしまって、大きな影響を及ぼしているのです。
MSC認証のお魚を食べるとどうなる?
私たち消費者は、MSC認証のお魚を食べることで、漁業を管理しているところを応援することができます。管理したり、認証を受けるには当然コストがかかりますから、そういったことに携わっている人々を応援できますし、そういった方々を通じて、持続可能な水産物に貢献することができます。
また、食品メーカーやスーパーなどにとっては、MSC認証の商品を取り扱うきっかけにもなるかもしれませんね。私たち消費者の声と行動が、世の中を変えていくきっかけになることが多いですね。
どこに売っているの?
これが…なかなか…見かけないというか…。大手のスーパーの魚介類コーナーに行っても、いくつか見かける程度で、MSC認証のお魚であふれてる…ということはありません。
日本ではまだまだ普及しておりませんし、普及するのかなぁ~という別の問題もあるのです。
色々な問題点…
日本で主要な定置網漁業だと、色々な魚が獲れてしまうのでデータ化するのが大変ということ、そしてそういったデータを一元管理している場所がなく、水産庁や漁業組合などに分散していることなどから、認証制度を受けるためのコストも高くなるということがあるそうです。
どうすればいいのか…。
SDGsの14番目には、「海の環境を守る」という目標が設定されていますので、お魚大好きな日本人としては、お魚の問題を考えてみることが大切なのかもしれません。
マクドナルドのフィレオフィッシュバーガーを食べてみる
MSC認証に少しでも貢献しようと思ったら…お手軽なのは、マクドナルドのフィレオフィッシュバーガーがお勧めです。
日本マクドナルドは、2019年よりMSC認証のアメリカ・ロシア産のスケソウダラを使って、フィレオフィッシュバーガーを作っているそうです。スケソウダラと言えば、日本の食卓ではお馴染みのお魚ですよね~。かまぼこやちくわなどの加工食品によく使われていますね。たらことか明太子もスケソウダラの卵だったような記憶がありますね。めんたいパークで見てきたような…。
久しぶりに食べたら美味しかった…。
マクドナルドには、年に数回しか行かないので…久しぶりに食べました。子どもの頃は、せっかくマックに来たんだから…とがっつり味の濃いものを食べていましたが…今では、このくらいの味がいいですね~。

まぁ、味とかそういうのは報告しなくても大丈夫ですかね。お馴染みですものね~。
ポテトの販売も復活したので良かったです。しょっぱいけど、美味しい。
まとめ
さて、いかがだったでしょうか。簡単にでしたがMSC認証についてご紹介させていただきました。また、MSCに気軽に参加できる方法の1つとしてマクドナルドのフィレオフィッシュバーガーをご紹介させていただきました。
もっと、MSCマークの付いた商品が増えてくることが望ましいとは思いますが、MSCマークがつくことが目的ではないので、フィレオフィッシュバーガーを頬張りながら、持続可能な水産資源について考えているところです。
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モスバーガーのグリーンバーガーを食べてみたのはコチラ。
→https://kotogara.jp/food_tec_green_burger/
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