さて、2022年の参議院選挙が終わりましたね~。
物騒な事件などもあり、どうなることかと思いましたが、無事に終わってホッとしています。
ワタクシもちゃんと期日前投票ですが、行ってきました。
さて、今日は参議院選挙に関係するニュースをみて「おっ!」と思った事がありましたので、考えてみたいな~っと思いました。
ずらずら書くだけですので、読んでいても面白くないと思いますが、お付き合いください~。
街頭演説の様子について
ある日、家族で夕食を食べながらテレビのニュースを見ていたら、各党の党首が街頭演説をしている様子を映していて、その後にインタビューを受けている様子や、支持者と写真をとったりタッチをしている様子、電車や車で移動している様子等が流れている場面がありました。
暑いなか全国を飛び回っていらっしゃるのですから、大変ですよね~。
街頭演説の最後に質問を受け付けていた…
その報道の中でワタクシが衝撃を受けたのが、街頭演説の最後だとは思うんですが、聞いている人達に「何か聞きたい事ありませんか」とか声を掛けたり、聴衆がマイクで質問している様子が流れて、それに答えている様子も流れたんですよね~。
そのニュースの中では、2つの党首がそういった事をやっていた感じでした。
それって普通の事?
ワタクシは、びっくりしてしまって…そんな事あるの?と…。
もしかしたら、他の党や候補者もやっていて、たまたまその党首の時を、テレビで流しただけなのかはどうかはわかりません。
ただ、今までそういった事を見たことがなかったのでびっくりして、そして、
「これは、いいことじゃん!」と思ったのです。
街頭演説とは…

演説というのは、市民の前で自らの主義や主張を話すことですよね。街中で行われるから「街頭」という言葉がくっついているわけですが…。
ワタクシは、政治家の街頭演説といえば、車の高い所からマイクをつかって演説をし、市民は周りから、「そうだー」とか「かえれー」とか応援をしたりヤジを飛ばすものだと思ってました。
県議会や市議会議員選挙では車の上には乗りませんが、駅前で演説をしたり挨拶をしたり、チラシを配ったりしているのが普通じゃないでしょうか。
どちらにせよ聞く事はあっても、こちらから声をかけるようなことはないと思っていました。まぁ、市議会選挙や市長選挙とかでは、「あ、市長!頑張ってください」ぐらいは声をかけることはできても、「3丁目の道路についてどう思いますか?」みたいな事は言いませんよね~。
実は…モンモンと思っていた
選挙で一人を選ぶというのは、私たちにとっても重労働なわけですよね~。
現在のこと、未来のことを考えながら、政治家が出してきた政策に「これとこれはいいな」「これは…なんとかならんのか」とか、自分の考えとぴったり一致するような人は稀で、大抵は政党を超えて、あっちこっちになってしまうものです。
今回の選挙ではマッチングアプリなども導入されていて、こちらも「面白いな~」っと思いましたが、結果が100%一致するとこは稀で、自分の考えと一致する部分が多い人を選ぶのがいいんだと思うのですが。
たとえば、一致していない部分について、どの程度の事を考えているのかなぁ~っという部分も気になったりすることがありますよね~。
そんな時、「ここってどうなんだろう? 本当にどうしようもないんだろうか」「この言葉の意味が…具体的には何を意味するんだろうか…」とか聞いてみたいと思う事ってあると思うんですよね~。
こういう事をいうと、支持者の人が説明してくれたりするんですが…「それって、支持者個人の考えじゃない?」と思ってしまう事も多いですよね。違うんです…ワタクシは、あの方に聞きたいんです。
また、「メールで聞いてみたら?」と言われたこともあって、メールしたこともありましたが政党のHPの政策解説ページのリンクが送られてきたり、「ご意見ありがとうございます。しっかり考えます」みたいな返事が送られてきて…「まぁ、いちいち返事なんかしてられんよなぁ」と思ったりもしていました。
これは「しょうがない」ことだと思っていました。

テレビでよくある、意見交換会。
その一方で、ニュースでよくあるのが、大臣が若者とか色々な関係者とかとですね。食事をしながら意見を交換する様子がテレビ流れることがありますが…。あれは、調整されたものですし、発言も学生などが自分の思ったことをそのまま言ってるとは思えないわけですよね。圧力がかかっているわけですよね~。子どもたちが自由に発言している様子を放送できるのは、幼稚園に行ったときくらいですよね。「おじさん、だ~れ~?」なんて発言があっても、いいんですからね。
じつは…仕組まれていたのか…?
そんな中、街頭演説の最後に「質問を受け付ける」というのは、すごいことですよね。選挙で演説しているということは、市民に「投票してね」とお願いをしているわけですから、立場的には弱い状況なわけです。そんな中、質問を受け付けるるというのは…すごいことじゃなかなぁ~っと思います。
悪い人…というか、意地悪な人もいたりするとおもうんですよね~。都会だと…周りの目もあるから意地悪な質問がでないのかな…。また、せっかく質問を受け付けても、誰もいなかったら、なんとなく場が悪いから、質問担当の若者を忍ばせておくのかな…なんてことも考えちゃいますが、ワタクシはそれでも良いと思うんですよね。

それでもいいじゃないですか。
ワタクシは、サクラがいたとしても、それでも良いと思うんですよね~。
みんなの前で質問するなんて、なかなかできないし、日本人には苦手な事です。
だけど、誰かが質問しているのを見て、たとえそれがサクラであったとしても、「あ、聞いてもいいんだ」「答えてくれるんだ」というのがわかれば「今度手を上げてみようかな」と思えるし、政治を身近に感じる事ができるのではないかと思うんですよね~。
車の周りで、意味なく拍手喝さいを送っていたり、意味なくヤジを飛ばしているよりも、すごくいいことだと思うんです。
いや、Twitterやインスタグラム、YouTubeでだって質問できますよって意見もあると思いますが、秘書が書いてるかもしれないじゃないですか…面と向かっての対話に勝るものはないですよ~。
馬鹿な質問しちゃうんじゃないかと心配
いや、ワタクシが実際にその場にいたら、「馬鹿な質問しちゃうんじゃないか」とか「失礼な事言っちゃうんじゃないか」とか後から支持者が追いかけてきて、怒られるんじゃないかとか色々心配なこともありますが、そういったテレビで見るような政治家が市民と質問をしたり答えたりしているということに、変化を感じて、そういう事が多くなれば、より政治が身近になり「投票に行きましょう~」なんて言うよりも効果が高いと思うんですよね~。
お互いに気をつけないといけないこと
ただ、政治家の皆さんも、市民の皆さんも気を付けないといけない事もありますよね~。
そういった質問をする場合は、質問で相手の考えを聞く場ですので、政治家の皆さんの考えを批判したり、否定したりする場ではないということ。政治家の皆さんも万能ではないのだから、わからないこと苦手なことはあるので、すべてを求めすぎない事ですよね。
また、政治家の皆さんも誠実に対応していただければ、いいのだと思います。難しいことは難しい、分からないことは分からない。子どもが「お給料はどれくらいですか~」と聞いてきたとしても、誠実に、うま~く対応していただければいいのだと思います。言えない事だってあると思うんです。

筋書きのない対話がいいのだ
そういう風に、相手を慮るように対話ができることが政治家にとっても市民にとってもいいことだと思うんですよね。
議会の中継などを見ても、原稿を読んでいたり…いや、読むのはいいんですが…自分で考えた質問じゃないんかい~と思う事もしばしば…。質問内容は事前に相手に伝わってるのだから、どうしてそんなに最初から怒ってるの?とかね。色々思うわけですよ。
でも、街頭の質問は、何がくるかわからないじゃないですか、ドキドキしちゃいますよね。動画もとられてるから失言も気を付けないといけないですしね。大変だろうな~とは思うのですが、やっぱり、対話に勝るものはないだろうなぁ~っと思いますね。
質問力をアップさせることも大事だね。
また、質問力を鍛えることも必要かな~っと思いますね。自分が聞きたい事があって、似たようなことを別の人が質問したら、さらに深く突っ込んだり、別の質問に切り替えたり、その場の変化に対応しなければいけないなぁ~とも思います。
よく、首相の記者会見とかで質問を受けている場面が中継されることがありますが、質問している記者の人たちにイライラしちゃうことがありますよね…。
「それ、さっき別の人が聞いたやん、どうせならもっとつっこんで聞いて~」ってね。案の定、首相の回答も「え~、先ほども申しましたように…」と同じ回答。
なんかね…同じ質問を2回するといような決まりがあるのかもしれませんが…そういった意味でも、相手から何かを引き出す質問力を鍛える事が大切だな~っとも思いました。
これからどうなる?
参議院のありかたというのも、色々問題になっていますよね。一票の格差に関しても問題が指摘されています。これからの政治をどう考えていけばいいのでしょう。
政治家はもっと外にでるべき?
政治家の人たちはもっと街頭で質問を受けるべきです。これは、衆参の議員だけでなく、知事も市長も議員も全部です。
選挙の時しか顔見たことない人がたくさんいます。支持者の人たちには「報告会」もしているのでしょうが、支持者以外の人にはしないのか…という問題もありますよね。
たとえ反対票を入れた人であっても、民意で当選したのなら市民は受け入れているはずです。それならば、反対票を入れた人にこそ、ちゃんとした報告をしなければならないのではないでしょうか。
「あんた達、違う人に投票したかもしれないけど、こんなに頑張ってますよ~」ってね。まぁ、確かに自治体が配っている、「議会だより」みたいなのもありますがね~。
ワタクシも、ひとつの自治体に10年以上住んでいて、やれ市議会だ市長選だ、県議会選挙だ、知事選だと投票してきましたが、報告会やりますとか聞いたことないですね~。
あまり、宣伝とかしてないんでしょうか…。
投票の方法も変わるかな?

投票の方法も変えて欲しいですよね~。マイナンバーカードを登録している人は、アプリで投票できるようにしてほしいです。
さらに、選挙期間中であれば投票する人を変えることも可能という感じで…。
集計も早いですし、年代別の投票率もすぐでるし「あ、俺って若者に人気あるな」とかわかりますしね~いいと思いますが…、誰が誰に投票したかがわかってしまうので、ダメですかね~。
まとめ
さて、今回は2022年7月10日に投票された参議院選挙のニュース番組をみて、質問受けている党首の姿に感銘を受けて、色々書いてみました。
まぁ、報告会やります…と言われても行かないですし、行っても質問できないと思いますが、
市民と政治家が問題を共有し、議論を深めることでよりよい未来へ向けて行動できるようになれば良いと思います。
そのために、必要な事は一方通行ではなく相互に話ができる環境が必要だと思います。
これからますますデジタル社会になっていきます。直接民主主義も視野に入ってきちゃうのではないかなぁ~っと思ったり、色々考えることたくさんありますね~。
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