はい。というわけで、今年も…やってきました~夏の文庫祭り!
と、言いたいところですが…実は…、もう終わってしまっています!
もちろん…今年も、参加していたのですが…ちょっと、色々ありまして…記事を書くことができませんでした~。というわけで、今年はこうだったよ!
という報告にさせてください~。申し訳ありません~。
新潮文庫の100冊とは…?
新潮文庫の100冊とは、新潮文庫のキュンタ君が夏に読むべき本としてオススメしてくれる100冊のことです。

毎年、キャッチコピーがあるのですが…。今年は…
「こころめくるめく夏がきたっ。」でいいのかな~?
小冊子を見てみよう~。

小さな町の小さな本屋さんに、おじいさんと住んでいたキュンタ君ですが…。
昨年から…ちょっとした物語はなくなってしまいました…。
さらに、昨年は小冊子の中に、ワンカットだけ入っていたおじいさんが…今年は…ありません…。まさかとは…思いますが…そういうことなのかもしれませんね…。
キュンタ君!がんばれ~。新潮文庫買うよ~。
小冊子の内容も変化…?
小冊子の内容も、変わってきています。「新潮文庫クイズ」とか「文豪こぼれ話」とか文豪を写真付きでしょうかいしていたりと…「あ、そうなんだ~」と思えるようなお話もありますので、ぜひ、小冊子は手に入れてみてください。小冊子は、公式HPからダウンロードすることができます。
新潮文庫の100冊 2025の公式HPはコチラ → 今年の夏も厚かった!
ステンドグラスしおり

さて、今年も…新潮文庫を1冊購入しますと、1枚もらえます。
きれいですよね~。そして、今年も6種類です!
今年のラインナップ!
今年は98種類ですかね~。海辺のカフカが上下巻で入っているので99冊になるかと思います。
ジャンルは、「シビレル本」「愛する本」「考える本」「泣ける本」「ヤバイ本」の5つです。
今年は、シビレル本に「成瀬は天下を取りにいく」がラインナップに入ってきましたね~。
あとは…映像化の作品が多くなってきましたかね~。アニメでは「赤毛のアン」とか「しゃばけ」。ドラマですと…浅田次郎の「母の待つ里」、映画化ですと…住野よるの…『か「」く「」し「」ご「」と「』(かっこの数あってるかな…。)などですね~。
あとは「火垂るの墓」も登場してきたりと…気になる本がたくさんあるラインナップでした!
限定プレミアムカバー
毎年恒例の…限定プレミアムカバーは8冊あります!

今年も…購入しようと思っております!
売り場情報~。(現在の売り場ではありません…。)

フェアが始まる頃の…写真です!ちゃんと撮影はしておいたんですけどね~。
現在は、別のフェアを開催中です!
新潮文庫の100冊 2025年の6冊はこれだ!
というわけで、ワタクシが独断と偏見で選んだ6冊と…しおりをご紹介しましょう!
そして…最初にお断りしておきますが…なんと、6種類のしおりをコンプリートすることができませんでした~。
いや…甘くみていたわけではないのですが…こんなことは初めてです。ゲットできなかったのは、星座のしおりです。こちらは、大人気でして…どこの本屋さんでも一番最初になくなってしまったようです。
さらに…、別の記事でも書きますが、よまにゃのグッズもなくなっている時期がありまして…今年の夏の文庫祭りは…大盛況だったのではないかと思っております。皆さんが本屋さんに来て、本を買っていくのはうれしいことなので、それはそれでいいのですが…ちょっと、油断しちゃいましたね~。残念ですが、仕方ありません。
さて、というわけで、6冊買ってないかもしれませんが…今年購入した新潮文庫の夏をご紹介しましょう~。
木 寺田文 550円(税別) 172ページ

幸田露伴の次女である、文さんの木にまつわる随筆です。15編が収録されておりますが、最初の「えぞ松の更新」が発表されたのが…1971年で文さんが43歳のとき。最後の「ポプラ」は13年後ですから…56歳ということになります…。
もともと、お父さんの影響で木や植物に興味があったようですが…若いうちは子育てに仕事にと忙しかったのでしょうが、年をとってくると…急に木に触れたくなったりするのでしょうね~。
そんな文さんが、北は北海道、南は屋久島まで木に会いに行く随筆です。
読んだ~。
ワタクシも、田舎育ちで里山を駆け回っていたので、なんとなくわかります。ワタクシも…最近、山に登って木に触れる機会があったのですが…それが、非常に良くて…また行きたい、行こう!ということなんですよね~。そちらの、様子は別の記事で書きますが…
そんな状態のワタクシに、ぴったりの随筆との出会い!運命か!と思いました。
山に行ったからこの本を買ったのではなく、この本を先になんとなく買っていて…その後、初心者登山の聖地高尾山に行くことになり…おぉ~、木はいいぞ!となり…そういえば…と思って読んだというわけです。
文先生曰く、木と触れ合うにも「1年めぐらないと確かではない」と「せめて四季四回は見ておかないと、話しにならない」というわけなんですね~。なるほど!確かに、木の姿は季節によって違いますからね…。
文さんは、木に触れ対話する…どんな風に思って、何を感じたのか…。ちょっと、寂しくなってしまう本でもあります。
深夜特急 沢木耕太郎 630円(税別) 270ページ

読んだ~!
深夜特急…以前から、新潮文庫の100冊にラインナップされておりましたが…読んだことがなかったのは…小説だと思っていたんですよね~。ところが…
小説は…小説なんだけれども、実際に沢木さんが旅したことがバックにあるので…いや、リアルというか…自分がそこにいるかのように感じられました。
そして、なんと!こちらの文庫は1巻ということでした!え?そうなんだ~!どうりで…。
文庫裏表紙のあらすじには、ロンドンに行く~みたいなことも書いてあるし、冒頭にもいきさつのような事が書いてあったのですが、なかなか…進まないな~っと思ったら!
確かに!
香港、マカオって書いてあった!
さらに、表紙には深夜特急1ってかいてあるんですが、1が帯で見えてないってことと…この1が、ワタクシはずーっと「深夜特急ー」って伸ばしてるのかと思ってました…。これ、2巻は2って書いてあるんですよね…きっと。
そうでしたか…。しかし…なんで、タイトルが深夜特急なんですかね~?バスじゃないの?この辺の謎は…読み進めていくとわかるのかもしれませんが…新潮文庫では、全6冊だそうです。長いな~。
第1巻は、香港、マカオということですが…香港もマカオもまだ、中国に返還される前だと思うので、現在の様子とはちょっと違いますね。歴史を確認してから読むと、非常にリアルに面白いのではないかと思います。当時の様子を知る貴重な資料ということになるかもしれません。
この主人公の「私」がギャンブルにはまってしまったときは…超ドキドキしましたね…大丈夫かな~って、物語はインドのデリーから始まっているので、大丈夫なのは知ってるんですけどね~。
物語にスピード感はなくて、のんびりしてるんだけど…まったりしていなくて、スイスイ読み進めることができます。面白いです。巻末の対談も面白い!
しゃばけ 畠中恵 670円(税別) 342ページ

畠中さんの「しゃばけシリーズ」といったら、大量の本が出版されているわけですが…それの、最初の本ってことですかね~。娘が読んでたような気がしますが…ワタクシは読んだことなかったですね~。
詳しいことはわかりませんが、江戸を舞台に妖怪たちと事件解決するような物語だと認識しております。
2025年の10月からTVアニメで放送されるということで、我が家でも必ず見るだろうと思うので、その前に小説を読んでおこう!っと思った次第です。
蟹工船・党生活者 小林多喜二 520円(税別) 281ページ

前からこんなカバーだったか…忘れてしまいましたが、カバーに惹かれて買ってしまいました。読んだことはありませんが、まぁ、有名ですから知ってはいます。労働者というか…賃金労働者を題材にしているわけですから…まぁ、我々と一緒だろうと思うのですが…ちょっと、怖くて読むのを躊躇っていた感じですね~。
ハイカラな表紙にほだされて…読んでみようと思います!
人間失格 太宰治 400円(税別) 185ページ

限定ブックカバーから、太宰治の人間失格を選んでみました~。若いころ、「あなたは、影響を受けやすいから読まない方がいいよ」と言われたことがありますが…さすがに、もう大丈夫だろうと…ちょっと怖いですが読んでみたいと思います!
ステンドグラスしおり

現在、発見されているしおりは4枚…もう1冊買ったと思ったんだけどな~。どこへ行った?

これで、手に入れられるステンドグラスしおりは…揃いました~!
改造社のブックカバー

あまり、行かないんですが…改造社書店に行きましたので、ブックカバーをしてもらえました。ホテルとかターミナルビルとかに多いんですね~。知らなかった。


残り1冊…。
ステンドグラスしおりが無いからな~。どうしようかな~。
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