なにごと?黒い表紙の本に埋め尽くされた本棚!ジュンク堂池袋本店の危機か?黒い本の正体は…?

本や読書。

 皆さん!なんとも不気味な…怪奇現象でしょうか…。
 ジュンク堂池袋本店の本棚が、黒い表紙の本達に占領されているんです!
 いったい何事?

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黒い本たちに埋め尽くされた現場はコチラ!

 皆さん、とりあえず…現場はコチラです!

なにこれ~?

 ジュンク堂池袋本店3階の文庫売り場の…奥です。
 角を挟んで…本棚が2つも、黒い本たちに埋め尽くされています…。

 この本たち…なんだか…魂が抜けかかっているようにも見えますが…。

近づいてみると…

 抜けかかった魂に…文字のようなものが…。

魂のつぶやきが…

 とにかく、説明も一切ないので…ど、ど、ど、どういう事なんでしょう…。

シークレットブックなの?

 とまぁ~、なんとなくではありますが…シークレットブックなんでしょうか?
 だけど…何も説明がなかったので、びっくりしました~。

 こちらは…ジュンク堂池袋本店だけのイベントのようです。ただ、この黒い本のまま、hontoサイトでも買えるようですので…こちらは、届くまでタイトルがわからないってことなんでしょうかね~。

 魂の抜けかかった本を見てみたい方はコチラ → ちょっと不気味?

何種類あるの?

 魂の言葉は…20種類あるそうです。ですので、20冊ですね~。

どこの文庫?

 こちらは…ニュースにもなってますから、言っていいと思いますが、文藝春秋社ですので…文春文庫ということになるかな~っと思います。

買ってみた!

 魂の抜けかかった本を救出するべく、買ってみました~。

輪ゴムも黒いです。

魂のつぶやきを聞いてみましょう…。

ボケてるのは写真のせいではありません

「なんにも響かない。ちっとも心が動かない。」と書いてあります…この文字がちょっとボケているのは、実際にボケているんですよね~。ワタクシのカメラの腕前の問題ではありません…。

 それにしても…なんにも響かないとは…どんな本なのでしょうか…。

 ネタバレになってしまうので、本のタイトルは伏せておきます…。

魂を抜いてみた…

 ここまでは…書店にポスターも貼ってあったし、大丈夫かと思います…。

本の魂が…?…音?

ん、本音屋? 本音、であう、純文学ということで…、これは魂ではなく、本音が漏れてるってこと?

葉書サイズのカードに本音が貼ってある!という事のようです。

いつまでやってるの?

ジュンク堂池袋本店のポスター

 さて、このキャンペーンは、2月29日までだそうですので、ぜひ、ジュンク堂池袋本店にて、魂の抜けかかった本たちをご覧ください~。

 いちおう…20種類の魂の叫びを聞いて、自分の心に引っかかった言葉の本を選んできました。
 ですので、2月29日以降に、種明かしをしようと思います。それまでに読んでおきたいですが…

 こういうのって…わかる人もいるでしょうし…読んだことある本が当たっちゃう人もいるかもしれませんね~。値段とかでもわかっちゃいますかね~。ワタクシの選んだ本は、500円(税別)でした~。

まとめ

 いや~。それにしても突然のことだったので、びっくりしました~。
 こういった面白企画もいいですよね~。ホラー作品とかでやるのもいいかもしれませんね~。
 というわけで、黒い本の謎をご紹介しました~。

黒い本の正体が判明!  2024年10月14日更新!

 とうわけで、気になっていた黒い本の封印を解き、読んでみました~。黒い本の正体は…

円卓のこっこ!

①円卓 西加奈子 文春文庫 500円(税別) 201ページ

 なるほど~、西加奈子さんの「円卓」というわけですね~。読んだことありませんでした~。
 なんと、映画化もされていたとか…2014年に芦田愛菜ちゃんの初主演映画だったとか…まったく、知りませんでした~。というわけで、読んでみたんですが…。

 ふむふむ。自分が年齢を重ねることで、鈍感になってきているのかもしれません。小説の世界にスッと入っていけないというか…時間がかかるようになってきたような気がします。前から、そうだったような気もするし…小説というものに一歩引いた感じで読み始めてるからかもしれません…。それとも、作者の作戦なのかもしれません…。

 今回も200ページくらいの小説でしたが、引き込まれたのは…「ふせいみゃく」のあたりから…。面白いというか…この子ども達と離れがたいというか、この後の成長も見てみたいというように感じました。非常に魅力的な子ども達が登場してきます。

 特に大きな事件があるわけでもなく…かと言ってナニもないわけでもなく…子どもたちにとっては、大事件だし、そんな事件に大人は「なんてことないね」という感じの部分に、子ども達の感情が揺さぶられる様子がリアルですね~などと、知ったような気分で言いたくなります。

 それは、自分も子どもだった頃があるから、自分もそう感じた!っと今は思うかもしれませんが、実際に子どもの頃はそんな風には思ってなかったのじゃないかと疑えるし、そもそも、そんなに覚えてない…子どもの頃の記憶を繰り返し思い出すたびに細部が変わっていくことは、よくあることなので、あまり自分の記憶も信用できなくなってきている…。小説に登場する魅力的で大人びた子ども達の成長を楽しむのがいいんだろうな~っと思います。

 孤独を知らない8歳の女の子が「特別」ということにあこがれ、周りの友達とともに成長していく物語。こっこと同級生のぽっさんが最高でしたね~。
 何度も読もう!とは思わないけど、やられたな~っと思える小説です。

 そして…気になるのが、抜けかかった魂のつぶやきでは…「「なんにも響かない。ちっとも心が動かない。」と書いてありましたが…これは…どういう意味なんでしょうかね~。誰かの感想?

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