さぁ、今年もこの季節がやってまいりましたね~。岩波文庫フェア2024!
名著・名作再発見!小さな一冊を楽しもうということで、今年も無事開催されるようで、ありがとうございま~す!
今年も、大いに悩ませていただきまして…ブックカバーを頂いちゃうんですが…。
プレゼントのブックカバーは、昨年にデザインが一新されてすご~く華やかになりまして…大好評だったと思うんですが…。今年はどんなブックカバーになるのか、楽しみにしてたんですよね~。
岩波文庫フェアとは…?
もぅ、そんな説明はいいから、早くブックカバーを見せろ!とせっかちなあなた!
わかっていますよ。今年のリニューアルされたブックカバーはコチラ!
なんと今回も布製。そして、しおりヒモ付き!そして、カラフル!
ということで、昨年のブックカバーの第2弾というわけですね~。なんか…今年の方が落ち着いて、大人な感じがしますよね~。ワタクシが注目したいのが、しおりヒモですね~。オレンジ色なんて…素敵じゃないですか~。
サンプルをご覧ください~。
やはり、実物をみるとテンションが上がりますね~。ホームページの写真とはまた違って見えます。
ちょっとね。しおりヒモについては確認できませんでしたが…台紙がオレンジなので、オレンジ色なんでしょう~。確か…昨年も、台紙が紺でしおりヒモが紺だった記憶があります…。
どうすればもらえるの…?
岩波文庫フェアは、対象本を3冊購入し、帯についた応募券を送ると、確実に上記写真のブックカバーがもらえるというものです。
まず最初にやることは…
岩波文庫コーナーやフェアの場所にいくと、このような小冊子があると思います。ぜひ、こちらの小冊子を見ながら、吟味しましょう~
もし、近くにブックカバーのサンプルがあれば、そちらも堪能してみてはいかがでしょうか。
岩波文庫フェア2024の特設ページはコチラ → 小さな1冊だけど…読むの大変。
小冊子の本の紹介を読みながら…3冊選びます。
今回のフェア対象本も60冊ですね~。上中下巻の本もあるので、58冊のなかから選ぶことになりそうです。
青が21冊、黄色が7冊、緑が11冊、白が7冊、赤が12(+2)冊という内訳です。
ん~。青でいうと…ソクラテスの弁明が復帰してきましたね~。何度も読んでいるので別に買わなくてもいいんですが…薄くてすぐ読めるし、何度読んでも面白いので今回はネライ目ですね~。あとは…シュレーディンガーの生命とは何かとか、ウィーナーのサイバネティックススなどが気になります。
黄色は…なかなか…手が出ないですね~。別の出版社で現代語訳やってるので…そちらで読みたいかもしれません…。
表紙が衝撃的で気になるのが、森崎和江さんのまっくらですね~。こちらは緑ですね。
白は…E・H・カーの危機の二十年とか…カール・シュミットの政治的なものの概念あたりが気になるところ…。ま、よっぽどじゃないと買わないんですけどね…。
赤は…悩むな~。ゴールデンカムイをまだ面白く読んでいるので、アイヌ神謡集にいくか、シェフチェンコ詩集にいくか…いや、でもサラゴサ手稿3冊でいいのでは…と思ったり…。でも、灯台へとかヤシ酒飲みも気になるよな~。
という風に、事前にある程度考えていくんです。今までの岩波文庫は表紙が同じだったので、表紙を見て目移りすることがなかったんですが、最近は、おしゃれな表紙の本になってるので、本屋さんで実物を見て、表紙で選んでしまうこともあります。でも、まぁ、それも一つの出会いの方法ですからね。いいと思います。
帯をちゃんと確認しよう~!
注意しなければならない所があります。それは、帯です。
応募券は帯についていますが、その帯が岩波文庫フェア2024のモノであるかどうかちゃんと確認しましょう~。今年の帯は水色っぽいですね~。
フェアの対象本の中には、ソクラテスの弁明のようにほぼ毎年のようにラインナップに入ってくる本もありますので、普通に買ってしまって昔のフェア帯だった…ということになったら大変です。確実に、2024の文字を見てから購入しましょう~。混じってることがありますよ~。
応募券は、帯についている!
そして、帯を外してみると…応募券があります。結構大きく切ることになりますが、なくさないように注意しましょう~。
応募券には、作品名が書いてあるのでこの本の帯ということが決まっています。
気になる締め切りは…?
そして、重要なポイントが締切です。
今年の締め切りは9月30日の月曜日です。土日にしっかり準備して、月曜日の朝に投函すれば余裕で間に合うってことですね~。
売り場情報~。
ワタクシが見つけたのは、ジュンク堂池袋本店です。フェア棚ができてました~。
2024年の3冊は…コレだ!
色々と悩んだあげく…こちらの3冊にしました~。
サラゴサ手稿
決め手は…やっぱり、誰なの?という感じで、まったく知らない人だったということですかね~。ヤン・ポトツキなんて聞いたことなかったです。それと、二十一世紀に全容が復元された幻の長編、初の全訳というのもポイントのひとつです。
巻末に、略年譜も掲載されているので、いつの時代のどこの国の人で、どんな人だったのか…というところも気になるところですよね~。
本文をパラパラ~っと拾い読みした感じでは、とても読みやすそうでした~。
①サラゴサ手稿(上) ヤン・ポトツキ 訳:畑浩一郎 1140円(税別) 506ページ
と、とりあえず…上巻だけ買って、中下巻はまだ買ってません~。
取り置きにしてありますから…売り切れる心配はありません~!
というわけで、無事に受け取ってきました~。
②サラゴサ手稿(中) ヤン・ポトツキ 訳:畑浩一郎 1070円(税別) 442ページ
③サラゴサ手稿(下) ヤン・ポトツキ 訳:畑浩一郎 1070円(税別) 456ページ
というわけで、岩波文庫フェア2024は、ヤン・ポトツキフェアとなりました~。
あとは、応募券を送ってブックカバーが届いたり、本を読んだりしたら報告したいと思いまーす!
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