さて、年が明けて2025年になってしまいましたが、今年も…まぁ、昨年からですが…集英社文庫の「ふゆイチ」が開催されていまーす。
毎年、よまにゃのお言葉も楽しみなわけですが…今年はどんなラインナップなのか…しっかりレポートしまーす!
そして…今年はちょっと、趣向を変えて本屋さんも紹介してみたいと思いまーす!
ふゆイチとは?
よまにゃの冬のおススメの一冊ということで、ふゆイチです。
ぽかぽか陽気にお外で読むもよし、ネコとコタツのポジション争いをしながら読むのもよし、お汁粉を食べながら…汁がとばないように気を付けなければなりません。
ネコと一緒に、ぽかぽかしながら本を読んでみましょう~というキャンペーンです。
ふゆイチ2024ー2025とは…?
よまにゃのフェアには、からなずキャッチコピーがついていますね~。今年は…
こころに、言葉の結晶を。
です。
なるほど…。同じ言葉でも…結晶の現れ方というのは人それぞれですからね…。結晶も…たまってくると…雪かきみたいにする必要があるでしょうから、なつイチで溶かしてふゆイチで再結晶することを繰り返し、結晶を大きくしていくのがいいんでしょうね~。
ふゆイチ2024ー2025の公式HPはコチラ → つねに再結晶!
結晶って別に寒い必要はないのですが…ふゆイチという名前と、雪の結晶というイメージで…寒いという感じがしますね~。キグナス氷河のダイヤモンドダストが好きでしたが…。
ラインナップ!
今年のラインナップは…35作品36冊といったところですね。今年は…伊坂幸太郎さん特集なのでしょうか…4冊がラインナップ!とはいっても、ここ最近、逆ソクラテスは必ず入っているので…他の3作品が新しいですね~。
気になるところでは…今村翔吾さんの「塞王の盾」(上下)なんですが…こちらは、来年のなつイチにとっておこうかな~2冊だから。
あとは…河﨑秋子さんの「鯨の岬」、植松三十里さんの「イラベラ・バードと侍ボーイ」かな~。
いつもなら…ここで、よまにゃの産みの親であるNoritakeさんのブックカバーを紹介するんですが…今回はラインナップに入ってません…残念ながら、お休みのようです。
丹地陽子さんのブックカバー
その代わりなのか…伊坂幸太郎さんの3作品に丹地陽子さんのイラストカバーかと思ったら…こちらは、全面帯って言うんですね~。
猫がいっぱいなので…こちらのエッセイにしました~。
伊坂さんの他の2冊も同様に丹地陽子さんのイラストの帯ですから、気になる方はぜひホームページや書店で確認してください~。
丹地陽子さんとは…。
ワタクシ…あまり存じ上げなかったのですが…いや、かなりブックカバーのイラストを描いている方なんですね~。他社の本ですが…ゴメスもそうでした~!
いや~、すごいですね! 逆にこういった本の選び方というのもあるかもしれませんね~。
丹地陽子さんの公式HPはコチラ → いやホントにすごいから…!
今年のふゆイチはコレだ!
というわけで、今年のふゆイチは先ほど紹介した、伊坂幸太郎さんの仙台ぐらしというエッセイにしました~。もぅ~、決め手は丹地陽子さんのイラスト!
仙台ぐらし 伊坂幸太郎 650円(税別) 253ページ
さて、伊坂幸太郎さんの本といえば…ワタクシのブログで紹介するのは初めてなんですが…ぢつは…数年前にこんな記念小冊子がありまして…。
この時に書いた、伊坂さんに関する文章が残っているので…そちらを掲載しておきましょう~!
伊坂幸太郎さんは2020年に作家生活20年を迎えました~。
伊坂幸太郎さんが、今年の12月で作家生活20周年を迎えられるということで…おめでとうございます。いや~、もう20年なんですね~。この小冊子は、新潮社が発行しておりますので、新潮文庫の著作リストもかねております。伊坂さんと言えば…年齢が自分と同じくらいで東北大学に行かれていたんですよね~。当時、自分も仙台に住んでいたので、とても親近感があります。まぁ、ワタクシは専門学校でしたけどね…。そういえば、友達に…東北大学のヤツがいましたよ~。もしかすると…一番町ですれ違った…かもしれない…光のページェントの時に定禅寺通りでぶつかった…かもしれまんよね~。国分町通りで飲んで騒いでいたのは…あ、ワタクシでした…。作品を読んでいても街中の描写になると…むむ?とか、どこだ?とか気になってしまいますよね。当時の駅の東側と西側では全く雰囲気がちがいましたし、自分は仙石線とか乗ってましたからね。そうそう、人生初の地下鉄も仙台でしたね~。あまり…乗る機会はありませんでしたが…たいてい自転車でどこにでも行けてしまうのでね。サーフボードを担いで自転車で海まで行ったのも、懐かしい思い出です…これは、ちょっと遠いですけどね…。
さて、このブログには…まだ、伊坂さんは登場していませんが読んだことはあります。今後登場するかどうかは…ん~、ちょっとわからないですね~。買って読んだのか…借りて読んだのか…ちょっと覚えてないのですが、新潮文庫では「重力ピエロ」が面白かったですね。あと、他の出版社だと思いますが、陽気なギャングがどうした…とかなんとか言うタイトルのが2作品あったと思いますが、そちらも面白かった記憶があります。なんだろう…何かの作品でいやだなぁ~っと思ってしまい、それから読んでないと思います…。他にも何か読んだと思うのですが…思い出せません、確か…どこかの島に行って…生活するような…ビデオ屋の店長の話だったか…う~ん。忘れてしまいました。
この小冊子に掲載されているインタビューは、新潮社の小冊子「波」10月号に掲載されたものです。この中で「これからどういった作品を書きたいっというようなビジョンはありますか?」という質問に伊坂さんは、「ビジョンはないし、正直なところ二十年やっているとさすがにもうアイデアもないんですよね(笑)」と言っていて、さらに、執筆中の時事ネタは作品には入れてなかったけど、今の出来事を取り込むことで面白くなるような話を書けないかなと考えています。という事をおっしゃっています。ここが…小説家としての正念場だと思うんですよね~。安易に時事ネタに行かない方が良いと思います。小説家には定年なんてないんですから、5年やら10年くらい1冊も本ださなくたって伊坂さんなら食べていけるとおもいますけど…ゆっくり充電して重力ピエロみたいな作品を書いていただければと思います。
時事ネタを扱った小説は、玉石混交状態で…好き嫌いがはっきりでちゃいますが…やはり、書きやすいんですかね~。
~2020年10月24日~
よまにゃと言えば…
よまにゃと言えば…気になるのは、しおりですよね~。今年も、ちゃんとはさまっています!
大地屋書店
というわけで、今回の伊坂さんの「仙台ぐらし」を購入したのは、池袋にある文庫専門店である大地屋書店です~。JR池袋駅の西口から…徒歩…10分くらいですかね~。
地下道を通ってくると…もう、目の前まで来ることができますので、雨の日でも平気~。
店舗は一階部分のみで、もう、文庫しかありません! 棚が低いので店内が広々しているように見えます。大きな書店ではありませんが…ちょっとした文庫をお探しならおススメです。よまにゃの小冊子もこちらでゲットしました~。
平日の昼間のせいか…お客さんがワタクシしかいなかったです~。
ブックカバー
こういった書店では、気になるのがブックカバーですよね~。大地屋書店のブックカバーはコチラ!
売り場情報~。
ま、いちおう…行きつけのジュンク堂も掲載しておきます!上の方に、伊坂さん4部作がありますね~。
まとめ
というわけで、今季のふゆイチについて紹介してきました~。
まぁ、たまたま、大地屋書店さんに行ったら…ふゆイチのフェアをやっていて…丹地さんのデカ帯があって…イラストがネコなのが伊坂さんの本だった~ということで、全部まとめて一つの記事にしちゃえ~というものです。
まとまりのない記事になっていましたら、ご容赦ください~。
本屋さんでは、まだまだ、ふゆイチを開催中ですので是非、本屋さんに足を運んで手にとってみてください~。
それでは、今年の夏にお会いしましょう~。
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