【追悼】東野圭吾さんの大人気の代表作【加賀恭一郎シリーズ】を読んでみよう~。

本や読書。

こちらのページでは、東野圭吾の大人気作品【加賀恭一郎シリーズ】の麒麟の翼を紹介しています。

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麒麟の翼

読んだ~。  2018年3月6日更新!

 加賀恭一郎 第9の事件は、「麒麟の翼」。副題は「未来」

 ※ネタバレしておりませんので、安心してお進みください~。

 実は、最初にこの本を読んだ後に、テレビで麒麟の翼を見てしまい加賀恭一郎が阿部さんと言う事は前から知っていました。
 今回、加賀恭一郎シリーズを読み直すにあたっても、阿部さんをイメージして読んできました。まぁ、映画の宣伝などもありましたので、自ずとそうなったとは思いますが…。
 本と映像というのは、補完関係にあると思いますね~。読むだけでも十分面白いですが、映像を見た後に再読すると、その時の場面がよく想像できます。そういう意味では、原作を読む、映像を観る、原作を読む。というのがいいかもしれませんね~。

 本の良いところは、その人が何を考えたか、どのように考えたか、その時の気持ちなどがよくわかります。また、読んでいて大切にしたいのが「間」ですね。行間というか…。「タクシーに乗った」「目的地に着いた」その間に考えた事や感情などを想像する事ができます。自分は本を読んでいる時も、間をとったり、読み返したり、考えたりするので、のんびりしたもんです。
 逆に映像は、パッと切り替わって次々と進んでしまうので、とても疲れます。しかし、印象がバーンと残るので場面を理解するのに役立ちますよね~。当然原作と違う部分もありますが、あまり気にしない事が多いです。それはそれ。

 そして今回の「麒麟の翼」も、前作同様タオルなしでは読めません!

 幕開きは、ひとりの男が日本橋でフラフラしているところから始まります。この男性、テレビだと中井貴一さん。びっくりです。息子さん役は…名前を知らなくて申し訳ないのですが、カッコイイ男の子です…なんか、いい雰囲気でしたね~。男の子って感じでした!
 自分の息子の未来を考える時、父親はどのように考えるか…358ページのお父さんの言葉は、全ての父親に持っていてほしいなぁ~っと思います。惜しむらくは、自分の子供に対して言えなかった事です。そういう意味で、お父さんもひとりの人間であり、複雑な思いがあるんでしょう。テレビの冒頭で中井さんが飛ばそうとしたあれは、きっと自分の息子に伝えたかった思いだろうと思うのです。…そんな場面があったような気がしますが…。
 また、この親子の物語が、加賀恭一郎と自分のお父さんへの思いを表出させたような事件として考えられる気がします。赤い指から2年後の法要の時期に…というのも頷ける事でしょう。

 赤い指、新参者、そしてこの麒麟の翼と、父と子の物語がたくさんあります。作者が加賀恭一郎を通して伝えたい事が、朧げながら見えて来た気がしますね。

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