講談社学術文庫を買うと、クリスマスっぽいしおりがもらえる!ベスト・オブ・ベストフェア2022!

本や読書。

 さて、2022年の冬は、なんといっても節電ですよね~。今年の3月頃にピンチがありましたが、この冬も電力不足ということなのですが、そもそも、電気料金があがってますので、家計的にも節電したいところ…。そして、やっぱり、節電には…読書じゃないですかね~。

 家族みんなで、コタツに入って読書。うん。

 さて、年末年始の生活スタイルが決まったわけですが、肝心の何を読むのか?というのが大切なところですよね~。今年は、講談社学術文庫を読んでみないかい~。
 今なら、なんとキラキラして、クリスマスの飾りにもなりそうな、素敵なしおりがもらえるんです!

スポンサーリンク

これが学術文庫だ!

 と、本の帯に書いてあるんですよね~。
 『世に「教養文庫」は数あれど、古今東西縦横無尽、硬軟文理の拘泥なく異彩を放つ学術文庫、ここにあり。生誕半世紀目指して驀進中!』

 ということなんですよね~。まぁ、我が家でも大変お世話になっている教養文庫のひとつですね。創刊が1976年ですから、2026年が50周年ということで…イベントの期待が膨らんできますね~。

講談社学術文庫といえば…トキ

 講談社学術文庫といえば、トキのマークですよね。しおりにも「学術は少年の心を養い、青年の心を満たす」と書いてあります。
 現代で言えば、ちょっと足りないですよね~。たぶん、続きが必要でしょう。
 「中年には新たな気づきをあたえ、老年で学術の真理を知る」とかなんとか…。

 何と言っても、皆さん長生きですからね。いつまでも色々な事に興味を持って、若々しく元気でいたいものですよね~。

ベスト・オブ・ベストフェア2022

 ベスト・オブ・ベストフェアというと、なんか…河出文庫か~っという感じがしますが、昨年もこのような名前でしたかね~。
 以前は、単純に「講談社学術文庫フェア」とかそんなだったような気がしますが…まぁ、ネーミングはいいですよね。とにかく、盛り上がればいいんです。

 というわけで、ラインナップに関しては、古典を中心にですかね~。まぁ、帯に書いてあるくらいですから、ラインナップも色々とあるのではないでしょうか。

公式Twitterより。

私が選んだ学術文庫はこれだ!

 今回、ワタクシが購入した学術文庫はコチラ。

表紙

 「シュリーマン旅行記 清国・日本」です。帯がすごいですよね~。裏面には先ほど紹介した文章が…。

裏表紙

 帯の下の方に、「お買い上げの方に特製「栞」進呈」と書いてあります。
 本屋さんによっては、1冊1冊挟んであるのもあるようですが、ワタクシが買った池袋のジュンク堂では、棚に置いてありました。

なぜ、シュリーマン?

 まぁ、何故?と聞かれても困るのですが、帯がついている本から選ぶ必要があったということですが、やはり、「近代日本」というものを知らないということが挙げられますね~。

 学校の授業でやったのかどうかも覚えてないですが、子どもの教科書を読んでも…以外に知らないことがあってびっくりすることもありました。最近の教科書はカラフルで色々細かく載っていて、読んでいて楽しいですよね~。

外国からみた日本

 中学2年生の子どもが、歴史で幕末の頃を勉強していて、ふと「外国の人って日本をなんて呼んでたんだろうね~」っとか「外国の人から、どんな風に見えてたんだろうね~」と疑問があったようです。

 子ども曰く、中国の魏志倭人伝で日本は「倭」と書いてあったけど、他の国からはなんて呼ばれてたのかね~っと。(あれ?まだ世界史はまだだったかな?)
 マルコ・ポーロが日本を「ジパング」と紹介したことや、実際には日本に来てないこと、江戸時代は鎖国だったけど、オランダとは貿易してたから、やっぱりジャパンとかそんな感じじゃないかね~。なんて話をしていました。

 実際、ワタクシも詳しくは知らんので、二人でどうかね~っと…。難しいですよね~、外国から見た日本の様子って…。
 そんな事が、頭の片隅にあったせいか…今回の講談社学術文庫ベスト・オブ・ベストフェア2022の棚に立った瞬間にピーンと来たのでありました。

 ただ、最初に手に取ったのは、「イザベラ・バードの日本旅行記」だったんです。だって、「日本旅行記」って書いてあるから…。ただ、上下巻だったんですよね~。
 読むのに時間かかっちゃうかなぁ~と迷っていたら、隣に「シュリーマン」がいらっしゃったので、とりあえずコチラから読んでみようという事になったのでした。

 さぁ、どんな旅行記なんでしょうかね~。読みますよ…。そのうち。いや、ああ、あの、夏の…積読が解消されおらず…その、まぁ、ぼちぼちです。はい。

特製の「栞」とは…

 そして、いただいた特製の栞はコチラ

左は、通常のしおり。右が特製

 写真だとわかりづらいと思いますが…キラキラしています。金の図柄なんですよね~。
 なんとなく…ダンテか?と思ってしまうような図柄です。

裏面です。あ、左のしおりも裏にすればよかった…。

 これ、ただの白にしか見えないと思いますがキラキラしてるんです。写真が下手で申し訳ありません。紙自体がキラキラしてるので、とってもゴージャスです。
 12月ですから、クリスマスツリーに何枚かくっつけてもいい感じですよね~。

スポンサーリンク

まとめ

 というわけで、講談社学術文庫ベスト・オブ・ベストフェア2022を紹介させていただきました~。ラインナップとかね、細かい情報があれば、更新したいとおもいますし…。
 無事に、読み終わった暁には…感想を書きたいと思います。

 年末年始の休みにしっかり読んで、子ども達に面白く話せるエピソードなどがあれば、うれしいですね~。

読んだ~!  2023年11月19日更新!

 シュリーマン旅行記を読みました~!
 1865年ですから、明治維新の数年前の頃の日本の様子が詳細に、そして丁寧に描かれているので、まるで自分がその場にいるような感覚になります。この頃のことは、時代考証も進んでいて映画やテレビなどでも見聞きしていることが多いので、鮮明にイメージできる方が多いのではないでしょうか。

 その分、真新しさというのは感じませんが、「外国人にはどのように見えていたのか」という部分については、非常に興味深く読むことができて、シュリーマンの素直な感想が非常に面白いです。まあ、驚くでしょうね~。また、全体的にべた褒め感が満載なのもうれしいですね。
 シュリーマンは横浜に上陸し江戸に向かいます。浅草、八王子、飛鳥山などを見て回っています。6月下旬という梅雨の時期という事もあり雨にも遭遇していましたが、ぜひ、日本の四季を見て欲しかったですよね~。

 さて、シュリーマンと言えば、私たちにとっては、トロイの遺跡を発見した人というイメージが強いですよね。子どもの頃の伝記などでも、そういった感じで紹介されていると思いますが、訳者あとがきを読むと、波乱万丈な人生を送った人で、国語能力が半端ないですね~っということが書いてあって、非常に興味深く読むことができました~。

 さらに驚いたのが、この本を翻訳したのは…普通の人…。まぁ、翻訳できるんだから普通ではないんですが、翻訳をお仕事にしている方とかシュリーマンの研究者というわけではないんですね~。そんな方が「なぜ、この本を翻訳するにいたったのか…」という部分もあとがきに書いてあるんですが、驚きの連続で非常に面白いです。

 いや~、シュリーマンにしても翻訳してくださった石井さんにしても…すごい話で、書かれている内容以上の内容が含まれているという稀有な本だと思います。
 文章も読みやすいですし、非常に面白いと思います。一読の価値はありますね~。

広告

 シュリーマンと言えば、トロイの遺跡を発見するまでを描いた「古代への情熱」という本もあるそうですが…なんとな~く気になってきますね~。

コメント

タイトルとURLをコピーしました