森林総合研究所の川上和人さんの新刊が出たー!新潮文庫の100冊2024にラインナップ決定か?

本や読書。

 なんと、新潮文庫の100冊2023が始まったころに、川上和人さんの新刊がでました~。
 川上和人さんの本は、毎年新潮文庫の100冊にラインナップされていて、2023の今年もバッチリ入ってました~。

 来年にラインナップされるだろうから、慌てて買わなくても良かったのですが…面白いのがわかっているので、こらえきれず買ってしまいました~。

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新刊のタイトルは…。

ぜったい、面白い!

 そもそも島に進化あり…え?鳥じゃないの?漢字間違ってない?って思っちゃいますよね~。
 だって、川上さんって鳥類学者なんでしょう?

 この辺りが…川上さんの面白いところなんですよね~。そして、もしよろしければ、「はじめに」というところだけでも立ち読みしていただきたい、7ページくらいなので5分くらいあれば読めるはずです。ただし、本屋さんで爆笑はできないので注意が必要です。

 そして、ここで気が合えば、購入して間違いなしです。もし、ちょっと…おふざけすぎじゃない~?と気になるようでしたら、本文をパラパラ~っとめくってみましょう。
 川上さんの本は、本文の下部分に用語解説とか、絵による解説が書いてありますが、そこだけでも見てみましょう…。なんて書いてあります?
 アオゲラ、チメドリ類、オオコウモリ…ほらね~。なんてったって鳥類学者ですよ~。
 ひょっこりひょうたん島、ラピュタ…ほ、ほら、島の話だから…たとえ話で…。
 キャプテン・ハーロック、ジオング、ジャイ子…うん。まぁ、同世代!

 ということで、面白いこと間違いなし!

 そして、「はじめに」の中で名言がでましたね~。
 「読書はギャンブル」なるほど…。ワタクシの、もやもやした気持ちをすっきり表現てくださいましたね~。そうです。読書はギャンブルなんですよね~。お金もかかってますし…だから、中毒性があるんだね~。

 というわけで、絶対オススメの本です!…まだ、読んでませんけど…。

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川上和人さんとは…。

 本に書いてあるプロフィールを見ますと。

 誕生日:1973年(昭和48年)生まれ…ということは、2023年で50歳ですね~。
 現在の職業:国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所鳥獣生態研究室長

 ということになっております。ぢつは…エライ方なのでしょうか…。

森林総合研究所って?

 茨城県つくば市にある国立の研究所ですね。森林に関することならなんでも研究していそうなところです。もぅ~、難しいことはわかりませんので、興味のある方は、ホームページをご覧ください~。

 森林総合研究所の公式ホームページはコチラ → 森林を守ろう

 組織が大きくてですね。全国に支所がありますが、多摩森林科学園では、公開講座とかイベントを開催しているようです。以前は、コロナで動画中心だったようですが…最近はどうでしょうかね~。

 夏休みに向けて、子ども向けの講座もあると思いますので、自由研究などで活用してみてはいかがでしょうか~。

 最近は、SDGsもそうですが、線状降水帯などで山がくずれちゃったりするニュースがありますが、そういった森林の再生などにも取り組んでいるのかもしれません。林業の再生とか、生物多様性の問題とか…いや~考えると大変そうですよね~。
 そんな大真面目なところで、川上さんは大丈夫なのか…と心配になりますが、森林総研の広報誌がありますので、ちょっと、のぞいてみました~。季刊誌ですので、3、6、9、12月の年4回の発行です。

最新号!

広報誌がぜひ欲しいという方は…。

 ホームページから申し込むことができます。なんと、無料です。送料も無料です。

 バックナンバーは、ホームページで見ることができますので、そちらで様子を見て申し込んでみてはいかがでしょうか~。
 「研究紹介」→「刊行物」→「季刊 森林総研」がありますので、そちらをクリックするとバックナンバーが見れて、下記までお問合せくださいと書いてあります。メールで、申し込みができます。

 たしか…55号くらいに…川上さんが登場してたような…。
 世代的に、55という数字と川上さんの組み合わせが面白くて覚えちゃうんですよね~。

 その55号では、養老先生との対談だったので、ドキドキしましたが…まじめにお話をされてました。ただ、なんか…雰囲気というか口調というかが、面白さを感じちゃうんですよね~。
 たぶん…ほんっとに面白い方なんだと思います。

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川上さんを知ったのは…

 川上さんを知ったのは、ナショナルジオグラフィックの日本語版のサイトで、川端裕人さんの『「研究室」に行ってみた。』という記事があるんですが、それを、たぶん…日経新聞のサイトで見て、その記事が非常におもしろくて川上さんの事も気になって調べてみたら、新潮社から本が出てたというわけです。しかも、ベストセラーが…。まぁ~、本のタイトルにね。インパクトがありますよ。だって、鳥類学者なのに、「鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ。」ですよ。

 その時は、あぁ~、そうだよね…。誰しも自分の好きなことだけを研究するわけにはいかないよね~っと思っていたんですが…本を読んだら、鳥類への愛にあふれていました…。ただ、鳥類だけではないようにも感じましたけど…。

 ナショナルジオグラフィックの川端さんの記事はコチラ → いろんな研究室があるんですね~。

 そして、その後、川端さんの著書も読んでみましたが川上さんは出てこなかったですね~。
 でも結構、面白い研究がたくさんありますよ~。

続きないのかな~。

 さらに、この本とナショジオの記事がきっかけで本を買ったのは、バッタのカッコで有名な前野ウルド浩太郎さんですね~。こちらは、別の記事で紹介したいと思いまーす。

 というわけで、たぶん…日本で一番面白い鳥類学者だと思われる川上さんの新刊がでました~。
 既刊本と合わせて読んでみてください~。

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川上さんの著書

①鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ。 川上和人 新潮文庫

すごい、インパクト!

 2020年の7月頃に読んだ記録がありますので、掲載しておきます~。

 「新潮文庫の夏はコレから始めるべきだ〜っと思ってました。そう、昨年も楽しませていただきましたね〜。文庫になるのを待ってました〜。というわけで、鳥の世界へ飛んでいきましょう〜。

 というわけで読んでみました。やはり、面白くて電車の中でニタニタしちゃいますが、現在はマスク必須の状態ですので、変な人にならずにすみました。この本は鳥類について…というよりは、希少な鳥類学者の生態を紹介しているものです。
 まぁ、よく鳴く鳥もいれば、寡黙な鳥もいるように、鳥類学者がみんなこんな感じじゃないと思いますが…同年代というコトもあって、面白さが理解できてしまい…困ったもんです。アカポッポのくだりなぞ…妙に感心してしまって、そういう事に気づけなかった自分に反省した次第であります。

 さて、読んでいて…なんだか…既視感というか…読んだ事あるような感じが…どこかに連載でもしてたのでしょうか…?単行本で出版されてますが…読んでないし…と色々と考えていたら…もしかして…。

 川上さんは、鳥類のフィールドワークで小笠原に行く事が多いようですが…その同行者にカタツムリの研究者の文字。ん?カタツムリといえば…千葉聡さん…調べてみると年齢も近い!なるほど…きっとお知り合いに違いない。
 千葉さんは、講談社の「本」という小冊子で連載してたのですが、たしか…カタツムリとかナントカマイマイとかの研究をなさっているかたで、小笠原諸島に行った時の話をたしか連載に書いていて、そこで読んだ感じが似てたという事なのかもしれません…本当はどうかはわかりませんが…。

 いや〜それにしても、こういう本を子ども達に読んでもらいたいですね〜。鳥類学者になって欲しいかどうかは…別問題ですが…ただ、希少な研究者という事ですから、誰かが受け継がなければいけません。川上さんの後輩達は…大変そうだなぁ〜。」

 あ、なるほど…カタツムリの千葉さん…あれ、講談社の「本」はどこいったかな~。

②鳥類学者 無謀にも恐竜を語る 川上和人 新潮文庫

なんか…表紙が破れてる…ごめんなさい!

 こちらも、2019年の8月2日に読んだ記録がありますので、掲載しておきます。ちょっと、直しました。

 「以前から、気になっていた川上さんの本です。「鳥類学者だからって~」の方を先にと思っていましたが、キュンタくんがグイグイくるので、こちらを先に読んでみました。

 いや~面白かったですね~。自分は、恐竜にも鳥類にも、特別な想いというのはないんですが…この世代に共通した程度の知識はあると思うんですよね~。ティラノサウルスとかトリケラトプスとか、ステゴザウルス、プテラノドンとかは、名前もイメージ画像も出てきます。古典的な絵なんですが、それがそのままそっくり本の挿絵にあって笑ってしまった…。
 あと衝撃だったのは、ピー助は恐竜じゃなかった…という事ですね~。知らなかった…。

 読んでいくうちに…どうも…話がピンポイントすぎるぞ…と思って著者紹介を見たら…同年代でした…。そうだよね~。18メートルって言ったらガンダムですよね~。
 そもそも、なんで18メートルなのか…よくわかりませんが、日本人には馴染みのある数字ですもんね。畳1枚が1間で1.8メートルですので、10枚並べればガンダムがゴロ寝できるようです。…おっと、自分も脱線してしまった…。こんな風に、ちょくちょく小ネタが入ってますので面白い。さらに、よくわからない人のための解説もあるので大丈夫なんです。小ネタの解説もバッチリです。

 自分が子どもの頃は、恐竜と怪獣の区別も曖昧で、だいたいトカゲとかワニの仲間だと思ってました。モスラは昆虫か…。そんな感じで、爬虫類の勉強をしていた人もいただろうに…恐竜が鳥となってしまったら、逆にガッカリしちゃう人や、鳥専門だと思ったら、恐竜も来ちゃったよ。みたいな、迷惑を被る方もいたでしょうね~。純粋な恐竜学者の意見は…解説に書いてありますので、読んでみてください~。

 ちなみに、恐竜については、著者の妄想やこうじゃないかなぁ~っという部分が多いので、実際はどうなのかわかりませんが、鳥に関してはさすがに、色々な面白い事実を知る事ができます。

 たとえば、鳩が歩く時に首も一緒に動きますが…あれにはちゃんと意味があったんですね~。いや~ただ、そういう構造なだけだと思ってました。

…いやぁ~学者ってすごいんだなぁ~っと思いますね~。純粋に鳥の話だけでも面白いと思いますけどね…。」

 というわけで、自分の文章を読んでも…面白そうだな~って思いますね。うんうん。
 今年も、こちらの本がラインナップされていますので、ぜひ、読んでみてください~。

しおりも入ってたよ。

 当時の購入者プレゼント!

当時のプレゼントは団扇でした~。

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