丸善ジュンク堂書店と未来屋書店との合同企画 夏の文庫50冊の魅力は…? 

本や読書。

 暑い夏を吹き飛ばすような、熱い書店員さんたちの思いが今年も届きました~。
 夏の文庫50冊2024

 毎年、丸善ジュンク堂書店だけで開催していたのですが、今年から未来屋書店も参戦~!

 さて、今年も6月20日から8月31日まで、全国の丸善、ジュンク堂書店、そして未来屋書店、アシーネなどで、夏の文庫50冊2024が開催されます~。

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夏の文庫50冊とは…?

公式ホームページより

 書店の文庫祭りということで、出版社のフェアとくらべると、知名度が低いかもしれませんが…。
 何と言っても、本屋さんのスタッフが選んでいるので、出版社の影響がなく、純粋におススメの一冊ということになるんですよね~。

 普段、文庫フェアとかやらない出版社の文庫もラインナップに入ってきますので、そこから世界が広がること間違いなしのフェアでございます。

特典もあります!

 現在分かっている得点は、フェアの対象本はhontoポイント10倍ということですが、これはhontoポイント実施店ということになりますよね~。

 未来屋書店では、mibonポイントというのをやっておりまして、対象書籍を購入すると、50mibonポイントがもらえるそうです!こちらも、アプリの登録などが必要ですので、事前にアプリのダウンロードをすませておいた方が良いかもしれません!アシーネも同様です。

購入者プレゼントもあるの?

 ななななな…なんと! 今年は、購入者プレゼントもありました~!

 2022年はオレンジのブックカバーだったのが…昨年はなくなってしまって…まぁ、メロンだったから? 書店のフェアは…色々厳しいのかな~っと思っていましたが!

 2024年の今年は!文豪クリームソーダポリバックをプレゼント~!

丸善ジュンク堂公式HPより、ジュンク堂バージョン
未来屋書店公式HPより、未来屋書店バージョン!

 しかも、2種類です! これは…2冊買わないとですよね~。ポリバッグというネーミングは…ちょっと、どうかなと思いますが…。今年は、うん、クリームソーダなんですね~。
 シュワシュワっと、涼しげでいいですね~。

え?実際に飲めるの?

 ななななな…なんと! ポリバッグだけじゃなくて…実際に飲めるんですって!

公式Xより

 さらに、グッズも展開!

公式Xより、丸善本店の様子

 ととととと…というわけで、コチラは…行かなければなりませんし…別記事にしましょう~!

 とりあえず…詳しくは、コチラ ⇒ Xでは、素敵なクリームソーダが紹介されています!

今年のラインナップは…?

 今年の50冊は…こちらでも見ることができます。

  夏の文庫50冊はコレだ! → 悩むな~。

 そして、ワタクシの独断と偏見で…!!
 そう…ある程度は、目星をつけておく必要があるのですが…今年は…大変だなこりゃ。

チラシもあったんですが…。

 各書店の売り場に行くとA3のカラー両面印刷のチラシがあります。
 このチラシ…毎年こんな感じなので…そういうもんかと思ってましたが…これを見てください…!

左が未来屋書店ので、右が池袋ジュンク堂本店

 なんと!未来屋書店のチラシは…ちゃんとしたチラシだったんです!池袋ジュンク堂でもらったのは、カラーコピーみたいなやつだったんですが…。

 毎年カラーコピーみたいなやつだったので、そんなもんかと思っていましたが…。まぁ、どっちでもいいんですが…未来屋書店でもらったやつの方が見やすかったです!
 文庫の表紙が写真で掲載されていますからね~。装丁買いでもいいかもしれません!

チラシ表

独断と偏見で選ぶ今年の夏の50冊はこれかな~。

 今年は…読んだことのある本はなかったですね~。

 表面からざ~っと眺めていくと…今年は…小説が多いですかね~。

 飛浩隆さんの「零號琴(れいごうきん)」の紹介文がすごいです。「人間業とは思えない物語を、神業としか言いようがない文章で紡ぎあげた、空前絶後のエンタテイメントSF小説です」ということで…すごそうですね~。ジュンク堂書店の吉祥寺店にいらっしゃる方の紹介文ということで…吉祥寺店で購入したいですよね~。

 東京創元社の「アンソロジー舞台!」は、東京創元社の創立70周年フェアで見てますね~。青い表紙が目立つんですよね~。気になってはいます。

 石田祥さんの「猫を処方いたします」は昨年に続いてのラインナップですね~。続きも出版されていたような…。

 藤崎翔さんの「お梅は呪いたい」…この表紙の絵が…好きなんですよね~。

 ジャレド・ダイアモンドさんの「銃・病原菌・鉄」も気になりますね。紹介文によると「なぜ産業革命がユーラシア大陸に属するヨーロッパで起きたのか?なぜ中国は世界の覇者になれなかったのか?」ということで…え?理由があんの?という感じで気になります!

 ドニー・アイカーさんの「死に山」は、河出書房のフェア2024の対象本ですね~。ディアトロフ事件は謎が多くて有名ですけどね~。

 「クマにあったらどうするか」は、最近クマの出現率が高いですから、今や必読書になってくるかもしれません。アイヌ民族最後の狩人・姉崎等さんのお話を片山龍峯さんが本にしたものだそうです。

 武田百合子さんの「ことばの食卓」はエッセイというか会話というか…立ち読みでチラっと読みまたが面白そうでした。武田百合子さんは、他にも「犬が星見た」もラインナップに入ってますね~。

 小三治師匠の「ま・く・ら」は昨年に続きラインナップ。面白いことはわかってるんですが…。

 「八月の砲声」は娘が手にした本ではありますが…厚さ見てびっくりしてました。さらに上下巻ですからね~。表紙が気になったみたいです。

 有吉佐和子さんの「女二人のニューギニア」も面白そうですね。ただ、旅をしたのは1968年と…ワタクシが生まれる前のことですので…どんな旅なのか想像もつきませんね~。

 というわけで、ばば~っと気になる本を紹介してきました~。ここから…とりあえず、2冊を選んでみたいなと思います!

売り場情報~。 

池袋ジュンク堂本店の1階です。いつもの場所ですね~。
未来屋書店の売り場はこんな感じ!
ポリバックも置いてありました。

今年の夏の文庫はコレだ!

お梅は呪いたい 藤崎翔 

もう、絵が素敵!

 というわけで…ワタクシ、小梅ですが…お梅さんは呪いたいということらしいので、読んでみます!

猫を処方いたします。 石田祥 PHP文芸文庫 840円(税別) 301ページ

いや…もう、表紙だけで…目が離せない…。

 いや~やはり、表紙にネコって鉄板ですよね~。逃げられない…。PHP文庫は今年創刊40周年ということもあり、文庫売り場に行くんですが…いるんですよ~。このネコが…ずーっとこっち見てる。さらに、「2」もあるので…こっち見てる…。
 我が家には、すでにネコがいますが…まぁ、もう1匹いてもいいですけどね~。

読んだ~! 2024年8月9日更新!

 というわけで、読みました~。京都風に言うと…「よろしおすな~」って感じですかね~?間違ってたらごめんなさい。そんな言葉を言われた事があったような…。
 いや~それにしても可愛いですね~ネコは…。もう、見てるだけでもいいですが、読んでいるだけでも…ニヤニヤとしちゃいますね…。実際、自分ではわかりませんが…もしかすると本を読んでる最中も口元が緩んでいたかもしれません。

 物語は、京都が舞台になっています。作者も京都生まれということですから…土地勘もあるのでしょうね~。言葉も、今風の京都弁なんですかね~。非常にわかりやすくて読みやすくて良かったです。
 そして、世界観も京都ということで…ありえそうなお話です。

 「中京こころのびょういん」には、誰でもいけるわけではなさそうです。運よく病院を訪れることができると…猫を処方されます。これが、また、いや、そうなんだ~っという感じで驚きでもありますが、納得しちゃうんですよね~。たいていのことはネコで直るそうです。

 そして、読者が考える大きな謎にもしっかりと答えが…いや~、おもしろかったし可愛かった。全部で5つの短編がありますが…どれも可愛いし。全部読んだらいいと思う。猫たちの大活躍をどうぞご期待ください!

 最近はこの手の本が多いかもしれませんね~。料理やコーヒーやスイーツなどで、その人を癒したりつらい過去を乗り越えさせたり、ネコや香りを使うなんてのもありましたかね~。探偵が登場するような作品もあったかもしれません。どれも、シリーズ物になっているかな~っと思います。
 人が死んじゃうようなミステリよりも、どちらかというと…癒されるようなホンワカした物語が求められているのかもしれませんし、自分がそういう作品を求めているのかもしれません。確かに…年を取ってくると、誰かが惨殺されて名探偵が密室の謎をといて…と疲れそうな作品よりも、うまそうな料理だな~とか、ネコの肉球の肌触りを読んでいるほうがいいですね~。

 というわけで、こちらの本には「2」もあるんですよね~っと思って調べたら、すでに「3」もありました…。こりゃ大変だ。読まなければ…。

挟まっていた栞

文豪クリームソーダ ポリバック!

 というわけで、なんとか文豪クリームソーダ ポリバックをコンプリート!

こちらは、未来屋書店からもらったバッグ!
こちらが丸善ジュンク堂書店からもらった~。

まとめ

 というわけで、丸善ジュンク堂書店と未来屋書店の合同企画となった夏の文庫50 2024を紹介してきました~。紹介している最中に、クリームソーダの新事実がわかり、別記事にしなければならなくなってしまいましたが、そちらはそちらで読んでいただけると嬉しいです。

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