さて、皆さんは仏教書という本を読みますか~?
ワタクシは…読みません!なんだか…難しそうだし…漢字が多そうだし…。読んで面白いのかどうか…わかりません~。
きっと、ワタクシみたいに思っている人、感じている人が多いと思います。
ただ、きっと…読んでみたら面白いんだろうな~とも思うんですよね~。でも、どの本が面白いのか…わからない…そもそも、どんな本を仏教書っていうんだろう…と思っちゃいますよね~。
そこで!今回は、仏教書について紹介しまーす!
ち、ちなみに…夢枕獏さんの「沙門空海唐の国にて鬼と宴す」は…仏教書ではないですよね~。あれは面白かったなぁ~。映画見てないけど…。
仏教書とは…?
仏教書とは、仏の教えをひろめるための本ですよね~。
インド発祥の仏教が、多くのすぐれた人々によって編集された仏典は8万とも9万とも言われているそうです。
日本では、聖徳太子が仏教を取り入れましたが、仏教を取り入れようとする蘇我氏と日本古来の神様を支持する物部氏が対立し、蘇我氏が勝ったことにより仏教が広まったという歴史もありますよね~。それによって、多くの書物が中国や朝鮮から伝わり歴史と共に発展してきたわけです。
まぁ、こういった歴史だけを聞いてしまうと…日本古来の神様が排除されてしまったかのように感じますが…どうなんでしょうね~。
ただ、日本には八百万(やおろず)の神様いますから、どちらかというと忘れているだけで、「新しい神様だ!」と思ったら、「いえいえ、2千年ぶりに帰ってきました。」みたいな神様もいるかもしれませんよね~。すべてを把握するのは難しいのです。
まぁ、日本古来の神様も仏教も歴史がありますから、そういった文化を現代にも生かそうと研究され解釈され続けています。その成果が仏教書となって出版されているので、それを読めば生活を充実したものにしていけるというわけです。
どんな本があるの?
とはいえ…どんな本があるかわからないよね~っと思ったアナタに朗報です!
ぢつは…毎年こんな冊子が無料で配布されているんです…。
仏教のすすめという無料でもらえる冊子でして、発行者は仏教書販売研究会となっていて、会員というか仏教書を発行している出版社の集まりなんですが、春秋社、誠信書房、大蔵出版、大法輪閣、東方出版、中山書房仏書林、宝藏館とおよそ聞いたことのない出版社が並んでおりまして…そして、最後に、吉川弘文館が登場してくれて安心というわけです。
なんで吉川弘文館だけ知ってるの?
ちょっと、話ずれちゃうんですが…ワタクシ、仏教書にはあまり縁がないんですが、歴史は好きなんですよね~。なので吉川弘文館が発行している「本郷」を…本屋さんで無料でいただいて…読んでるんですよね~。うん。ジュンク堂の4階かな~。
ついでに…縁あってご近所をうろつく事がありましたので…写真に収めてきました~。日曜日だったのでお休みですね~。
閑話休題
というわけで、この仏教書のすすめという冊子を手に入れれば、どんな本が仏教書なのか、どんな感じの本なのかがわかるというわけです。
そして、この冊子の良い所は、巻頭エッセイが読み物としてサイコーということと、「仏教の流れ」と書いてあるんですけど、古代インドからどのように仏教が起こり、どのように広まっていったのか、宗派であったり中国や朝鮮、日本での様子などを…簡単にわかりやすく巡っていくという読み物になっていて、24ページくらいなんですが…これがわかりやすくて、素人には非常にいいんですよね~。
データとしては、仏教・宗教書新刊書一覧があります。これは、2022年8月~2023年7月までに刊行された仏教・宗教関連の新刊書が掲載されています。
『西田幾太郎「善の研究」を読む ちくま新書』ってな具合に、会員以外の書籍も書いてありますし…『ジャイナ教聖典選』みたいに…そんな宗教あるの?みたいな本もあれば、『パンダはどこにいる?』という…宗教書にしては不思議なタイトルの本もあったりして…タイトルをみているだけで楽しいです。
それぞれのタイトルの横にQRコードがついていて、スマホで読み込むと…出版社のHPに行くことができて…試し読みしたり購入したりすることができるようです。
さらにデータとして、会員の出版社が発刊している仏教書基本図書リストなるものもありまして、一覧になっております。幅広いジャンル分けがされているので探しやすいと思いますが…字がちっちゃくて…難儀してます!
なんと、ポイント10倍?!
煩悩まるだしで…叫んでしまいそうですが…。
なんと、丸善・ジュンク堂書店が特別企画を行っておりまして…
10月15にちから、2024年1月末までの間、チラシに記載されている本を購入すると…ポイント10倍になるという、すばらしい企画でございます。
しかも、これネットで買ってもポイント5倍ということなのですが…ネットというのは…hontoサイトで買うということだと思います。
フェアの対象本は150点だそうです。上記のチラシの下側にかいてあるリストと、チラシの裏側にあるリストから選ぶというわけです。
気になる本を見つけてみた…
え~っと、ちょっと前のブログで孫太蔵さんの「冒険の書」を読んだ時に、「歎異抄」が気になったと感想で書きましたので…探してみましょう~。
ん~、すごいですね。「仏教3.0を哲学する」って仏教も進化してるんですね~。カウンセリングとか医療系の本も多いですね~。「ダンマパダ全詩解説」って…人の名前なんでしょうね~。9,900円ですけど…誰が読むんでしょうね~。
「犀の角たち」っていうのは…仏教となにか関係があるんですかね~。
ん~、歎異抄はないですね~。ただ、「親鸞 煩悩具足のほとけ」とか「親鸞」という本はありますね~。吉川弘文館さんが出してる。
あとは…「親鸞聖人 和讃百話 新装版」とか面白そうですね。東方出版さん。春秋社さんの「親鸞『西方指南抄』現代語訳」ってのは…難しそうですね。
ちなみに…一番お値段がお高いのは、「日本古鐘銘集成 新装版」という本で33,000円ナリ~。こちらも、吉川弘文館さん。
ん~、今年は大人しい感じがしますね~。いつもだと「アビダンマッタンサガハ」とか「パリッタティーカーニッサヤ」という何語でどんな内容なのかまったくわからない本があったりと…興味だけは惹かれるタイトルが多いんですが…。
ん~、なんとも…。
多分ですね。仏教書なので、タイトルも似たような感じの本が多いので、hontoサイトで表紙を眺めてみると…もっと、「あ!」って思うような本が見つかるかもしれませんよね~。
hontoサイト仏教書フェア特設ページはコチラ → 南無~。
本によっては、数ページですが立ち読みもできると思います。気になる方は…33,000円の本を立ち読みしてみてはいかがでしょうか…。
まとめ
さて、いかがだったでしょうか~。
普段読む機会のまったくない仏教書について、紹介してみました~。
ただ…ワタクシ、般若心経はもっているんですよね~。本ではなくて…紙に書いてある…お札みたいなもんですが…。般若心経は…仏教書じゃないですよね…。あれは…お経ですものね…。
実は…昔、困ったことがあってそれを般若心経で乗り越えたことがあります。般若心経を読んでいただけなんですが…意味もわからず、ただ、ありがたい言葉なんだろう~ということで、寝る前に般若心経を読んでいたのです。そのお陰かどうかはわかりませんが、その時の困難は無事に乗り越える事ができました。
今でもつらいことがあると、うろおぼえの般若心経を唱えます。意味のわからない言葉を唱えることで、無になる…というか…いやなことを忘れる事ができます。まぁ、すぐに思いだしちゃうんですが、その一瞬の空白に救われるという感じがありますね…おまじないみたいなものかもしれませんけどね…。
というわけで、仏教書を読んで自分の救いになる言葉を探してみるのも良いかもしれませんね~。
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