さぁ、皆さま、今年もやってきましたよ~。
熱くてぶ厚い! 河出文庫のグランドフェア2024が今年も開催です~。
今年も「必ずもらえる」そして「全部もらえる」というスタイルは変わっていません。
そして、今年は…なんと、5冊です!そして、もらえるあれが大きくなったんですって!
こりゃぁ~いただくしかないぜぃ~!
河出文庫のグランドフェアとは…
毎年、開催されている河出文庫のグランドフェア、2019年からは文庫本を数冊買うと、必ずプレゼントがもらえるというキャンペーンになっております。
河出文庫グランドフェア2024は…
今年は、このようなラインナップになっており、文庫本を5冊買うと全部もらえるということになっています!
2冊でブックカバー、5冊でトートバックという事ですが、ここ2年間くらいは、マスキングテープが登場してましたが、今回は、2021年の頃の5冊に戻ったという感じなのでしょうか。
まぁ~、若干、マスキングテープは持て余していた感がありますので、ワタクシとしては、5冊でブックカバーとトートバックというのはうれしい変更でもありますね~。
とにかく、今年も全部ゲットしますよ~。
河出文庫グランドフェア2024公式HPはコチラ ⇒ 今年はどんなラインナップかな~。
プレゼントの紹介!
さて、今回のもらえるプレゼントというのを、確認してまいりましょう~。
ブックカバー
こちらは、毎年定番のブックカバーですね~。布製でして、河出文庫のキャラクターの「ふくろう」が描かれています。厚めの布ですので丈夫です。今年は、アクリルブルーになっていますね。外側の生地は…黒だと思われます。
特徴は、スピンといってしおりヒモが2本ついてることなんですよね~。本によっては注があったりしますので、2本必要な事もありますね。あと、ブックカバーの裏側なんですが、ちょっと、ビニールというか…コーティングがされているような感じなんですよね~。なんで、ブックカバーの表側が濡れても、本には影響がないのではないかと考えています。試したことがないからわかりませんが…。
写真でわかりますかね…テカテカしていますよね~。なので、裏側はちょっと、ごわごわしています。
トートバック
そして、今年…大きな変化があったのは、コチラのトートバックですね~。なんと、今年のトートバックは大きくなりまして、A4サイズが入るようです。こりゃ~すごくいいですよね~。
ぢつは…ワタクシ、前にもどこかに書いたかもしれませんが、A4サイズのトートバックがいいな~っと思っていたのです。
せっかくいただいたバックで…枚数も増えてきた。何かに使ってみよう!と思ったのですが、トートバックは普段から使っているのですが、あのサイズを使う事ってないんですよね~。A4サイズのファイルが入んないんです…。
ぢつは…私はトートバックを重宝しておりまして、案件ごとに資料やメモなどをクリアファイルに挟んだものをトートバックに入れておくんですよね~。ですので、「あ、今日はあの案件を片付けなくては!」となっても、トートバックをガサゴソすれば、資料はそろってるという感じになるし、誰かに引き継ぐときも、バックごと渡してしまえば楽なんですよね~。
というわけで、今年は期待しております!いや、今年も期待しております!
サンプルをご覧ください!
バックがおっきいですね~。しかも…わりと厚手のバックじゃないですかね~。丈夫そう…。
いや~これは楽しみですね~。今年も絶対ゲットします!
開催店舗は…?
さて、今年も具体的な開催店舗数は発表されていませんが、主要な開催店舗は公表されています。
河出文庫グランドフェア2024 開催主要店舗はコチラ ⇒ 全国400店舗ぐらい?
本屋さんによって開催時期は違うと思いますが、ほとんどの店舗では開催しているとおもいますので、ぜひ本屋さんに行ってみましょう~。
本屋さんによって、フェアの対象本が違う!
実は、このグランドフェアでは文庫の帯についている応募券を集めることになるのですが、どの文庫に帯がついているかは…本屋さんによって違うんです。まぁ、だいたいの本は決まっているんでしょうけど、本屋さんによってかなり違いがあります。
今年のグランドフェアでは、ホームページ上で、「約70アイテムが対象です」と書かれています。ですので、この70アイテムについては本屋さん買う事ができるとは思いますが…そもそも、河出文庫が70冊も置いてある本屋さんって…限られてるよね~っという感じですよね。
また、この70アイテム以外の本にも帯がついていることがあると思いますので、お気に入りの1冊を見つけるために、色々な本屋さんを巡ってみるのもよいのかなぁ~っと思っています。
さらに、インターネットで購入した場合には帯はついていませんので、ご注意を!
売り場情報~!
この時期になると…文庫売り場の激戦が始まるので、フェア棚があったとしても、すぐ移動してしまうので、見つけた時に買っておかねばなりません~。グランドフェア2023ではそれで、大変苦労しました~。今年は、ささっと買います!
写真は、ジュンク堂池袋本店3階のフェア棚です。
応募方法は…?
大切なのは、帯です! フェアの対象本だろうがそうじゃなかろうが、帯がついている本を選びましょう~。河出文庫ブランドフェア2024の帯はコチラ!
河出文庫グランドフェアの帯には、2024!とか書いてないんですよね~。なので、帯の裏をみて確認しなければなりません。同じ本に2~3年前の帯がついてたりすることもあるので、ご注意です!
帯には、変な形の応募券が付いています。…切るのも大変なんですが…切っている時は幸せな気分になれます。切り取った応募券は非常に小さいので、無くさないようにしてくださいね~。
締め切りはいつまで?
締め切りは、9月30日までで当日消印有効です。今年は、9月30日が月曜日ですので安心ですね~。
何度も言いますが、応募券を送るのは9月で大丈夫ですが、9月には応募券のついている河出文庫が非常に少なくなりますので、ご注意ください!
住所変更になってる?
河出文庫を発行している河出書房新社は、2024年5月に引っ越したそうです。それに伴って、住所が変更になっています。
ただ、帯に書いてある旧住所に送っても問題ないということが、HPに書かれていますので、安心してください~。新住所はフェアの公式HPに書かれているので、よろしければそちらに送ってあげると…郵便屋さんの手間が省けて良いかもしれませんね~。
今年の5冊はこれにしよう!
とりあえず、選んでみた~!
①21 Lessons 21世紀の人類のための21の思考
まぁ、前から気にはなっていたのですが…なかなか手にする機会がなかったですね~。サピエンス全史で有名なユヴァル・ノア・ハラリさんの21世紀の人類のための21の思考です。
自由や平等、文明やナショナリズム、テロや戦争、正義やSF、教育など多岐にわたることがらについて考えていくそうです。楽しみですね~。
②ホモ・デウス(上) ③ホモ・デウス(下)
ということで…今年は3冊がハラリさんの本になりました~。気になっていたんですよね~。ただ、ホモ・デウスはサピエンス全史に続く2弾というわけなので…もしかするとそちらを先に読んだ方がいいのかもしれません~。
あと2冊はどうしようかな~。
ここで安心してしまうんですよね~。そして…あとで大変なことになるので、今年は…早めに買わなくては…と思っていたのですよね~。
フェア棚はなくなってしまったが…。 2024年7月4日更新!
夏の文庫祭りも始まって…フェア棚から通常の棚に移動になってました。在庫はどんな感じかな~っと眺めていると…!!フェア棚の時にはなかった本に帯がついていたんです!
というわけで、残りの2冊はこれにしました~。
というわけで、今年の河出文庫グランドフェア2024で選んだ5冊の本は…すべて、ユヴァル・ノア・ハラリさんの本になりました~。いや~こんなこともあるんですね~。もし、ワタクシと同じようにサピエンス前史が先だよな~っと思っていた方!ぜひ、池袋ジュンク堂本店まで足をお運びください、あと何冊かはグランドフェアの帯つきが平積みになってましたよ~。
ユヴァル・ノア・ハラリフェア?
自前の…ユヴァルさんフェアになってしまいましたが、これで、今年のグランドフェアの5冊を購入する事ができました~。今までで一番早いと思います。
あとは、応募してバック等が届いたり、読んだりしたら報告したいと思いまーす。
読んだ~!
というわけで、読んだ本の感想などを書いておきます~!
サピエンス全史(上) 2024年9月1日更新!
①サピエンス全史(上) ユヴァル・ノア・ハラリ 柴田裕之:訳 990円(税別) 352ページ
というわけで、読んでみたわけですが、もぅ~びっくりですね。これは、すごい本です。たぶん…今までの価値観とか漠然と思っていたこと確実だと思っていたことが、ほとんどすべて…ガラガラと崩れていったというか…崩れないまでも、崩れそうな土台の上に立っているものだったんだということがよくわかりました。そして、色々と考え直さなくてはならないことがたくさん出てきそうです。
変な話ですが…ワタクシはこの本を読んでいて、この方は哲学者だろうと感じました。考え方や深さ、多岐にわたる知識…哲学以外のどの分野の学問の専門でもここまでは…と思っていました。経済や政治なども話題にでてくのですから…。ところが、著者紹介をみると哲学者は哲学者なのですが、哲学者よりも前に歴史学者の肩書が前に来ているんですね…。そうなんです。ユヴァルさんは歴史学者なんですね…大学で歴史学を教えているそうです…。
いや~、歴史は好きですし面白いと思いますが…それは、絶対に「そう!」と言えないからこそ、夢やロマンがあって面白いという一方で、厳密に「こうだ!」と決め打ちで話をされると反発してしまったりすることもありますよね~。だから、学校の勉強でもあまり力を入れないという感じですし、ましてや文明ができる前の話なんて教科書に載ってないですよね~。こちらの本によると、我々の直接のご先祖さまですかね~ホモ・サピエンスが登場したのは、今から20万年前だそうです。その前のネアンデルタール人が登場したのが50年前とか、教科書にでてくる文明が5000年前、我々は狩猟採集民として活動していた時期の方が長いわけですが、それなのにどうしてこんなに急激に進化して現代に至るのかという謎が、この本に書いてあるわけです。
そう考えると…歴史学ってすごいな~っと改めて思います。不確かな歴史を扱うからこそ、多様な知識やものの見方、考え方が必要になってくるのかもしれませんね~。恐るべし歴史学!
先日読んだ、柄谷さんの「世界共和国へ」とか、國分さんの「暇と退屈の倫理学」の中で、似たような話題に触れている部分がありますが…再考が必要かもしません。
狩猟採集民から農耕民になったわけや、宗教が生まれたわけ、貨幣が誕生してどうなったのか…など、各章それはそれは面白く読めます。これは…何回読んでもいいと思うし、何回読んでも面白いと思う。新しい気づきが生まれそう。
もちろん、歴史ですから確実ではないというこは、ユヴァルさん自身も本文の中で幾度となく言及しています。それでも…そうなんじゃないの~?というくらいの説得力があるのがうれしいですね~。
そして、ここの部分はどうなってるんだろう~とか、この部分をもっと知りたいな~ということが出てくると思うので、その辺りは自分で調べたり考えたりほかの方の本を読んだりしてみるのも面白いかもしれませんね~。
河出文庫グランドフェア2021で読んだ「ユダヤ人の歴史」、グランドフェア2022で読んだ「ローマ人の24時間」などと合わせて読むと情景が浮かんで面白いかもしれませんよ~。
サピエンス全史(下) 2024年9月20日更新!
②サピエンス全史(下) ユヴァル・ノア・ハラリ 柴田裕之:訳 990円(税別) 368ページ
さて、続きを読んでみたわけですが…もぅ~、相変わらず面白いです。
上に比べて、下巻は…我々の感覚であったりとか、なんとな~く思っていたこと感じていたことを、良い意味で全否定という感じですね。下巻は、歴史というよりは現代、そして未来の話題が多いかもしれません。
私たちは、つねに…現状を疑い、過去から学びつつも否定し固定観念とか伝統について見直したり、再考したりしていますが…それすらも、ひとつの観念なのではないか…という疑念が生じてきます。
もう、すべてを疑い再考する必要がでてきました。目からウロコどころではなく、ものの見方が根本的に変わってしまうような衝撃でもあります。
その中で、人々が思う「幸福」についての考察もありました。私たちは普段、何かいいコトがあると「幸せだ~」っと思い嫌なコトがあると「不幸だ!」と思います。このことから、私たちの気持ちにはコトが影響していると感じてしまいますが…ぢつは、生化学物質の影響なんだそうです。つまり、コトがあろうがなかろうが、生化学物質が脳内に分泌されると「幸せだ~」とか「不幸だ」と思ってしまうそうです。さらに、この生化学物質は分泌されやすい人とされにくい人がいるらしく、その辺の違いが、ポジティブな人とネガティブな人に分類されるようです。
とうぜん、サピエンスの進化を考えればポジティブな人が進化しやすそうではありますが…そう単純でもないのかな~っとも思います。この辺りは書かれてませんので、今後の研究をまたねばならないのかもしれません。
だいたい、ポジティブな人という言葉にも幅がありますよね。前向きな人という意味もあれば、楽観的な人という意味も含まれているように感じます。イケイケドンドンの楽観的な人の集団では…自滅しちゃいそうです。逆にネガティブな人は、後ろ向きという意味もありますが、慎重な人という意味もあるますから…好機を逃がしてしまいそうでもあります。
つまり、どっちも必要なのだろうと思います。サピエンスが進化して生き残ってきた理由は、多様性なんでしょうね~。
この世の中に、同じ毛柄の猫はいないといわれています。似てるようでちょっと違います。その猫からクローンを作っても、同じ毛柄にはならないといわれています。それ以上に、一人ひとりのサピエンスは違っているのかもしれませんね。だからこそ、猫同様に現代に生き残っているのだと思います。
また、ヨーロッパ人の探求心というのもキーワードになっていました。どうして、ヨーロッパ人なんだろうとも思いますが、その辺は生活環境の違いなんですかね~。
そういえば…猫も探求心が豊富な奴もいれば…ぜ~んっぜん反応ない猫もいますよね~。
というわけで、とにかく面白く読みました。まだまだ、サピエンスの歴史は面白そうですし、未来のサピエンスはどうなるんでしょうね~。
コメント
こんにちは。
このフェアには、2~3年参加してますが、今年は残念ですが、2冊のブックカバーのみになりそうです。
まず、結構同じような本が対象になっているように感じられるのと、やっぱり遠方の書店に足しげく通えないので、近所の書店の品揃えに難があると厳しいです。
今日は、久しぶりに都内(東部)に行ったんですが、こちらが思いのほか品揃えがよく、2冊買いました。
https://www.daiwabooks.co.jp/
以前は日曜も開いてたと思いますが、流石に費用対効果もあるんでしょうね。
本来の目的はこちらの店に行くことでしたが、同じ沿線にあるフェア対象書店ということで、久々に行ってみました。
https://x.com/frog_goes_home/status/1819977571939041788
今年のブックカバーはまだありました。
それでは、また。
yossy様
お世話になっております。いつもコメントありがとうございます。
河出文庫は…品揃えが難しいですよね~。
そして、毎年みていますが、やはり同じような本が対象になっていますよね。
在庫処分なのか~?とも思いますが、対象本をどこまで広げるかは書店によっても違う感じですので、
そのあたりを臨機応変に対応していただくと、我々も助かりますよね~。
往来堂書店っていうんでしょうか? ブックカバーが素敵ですね~。
最寄り駅は…日暮里かな~。地図でみると…駅から遠そうですが…行く価値はありそうですね~。