さて、よむーくの冬休みがあけて、春読みまでの間…なにもないと安心していたのですが…まさかの、キャンペーンが始まりました~。
その名も、社長の#小説履歴書、みんなの#小説履歴書キャンペーンです!
な、長い!というわけで、どんなキャンペーンなのかチェックです!
社長の#小説履歴書って?
今回は、本の中にこんなチラシが折りたたまれて入っていました。
本好きにとって、自分の一番身近にあるのは本だと思いますが、人生のあの時に読んでいた本とか、あの本のお陰で…とか、本にまつわる思い出って色々ありますよね~。その本の中でも、メッセージの強い小説は、抜群の存在感を示してくることがありますよね。何気ない一冊が一生の付き合いになってしまったり…。そういう付き合いができる本に巡り合うのも楽しみの一つでもありますが…。
日本を代表する企業の社長さんたちにとっても、忘れられない小説とかあると思います。それを社長の#小説履歴書として紹介していただけるというものです。
どんな小説を読んでいたのか…気になりますよね~。
社長は誰?
今回登場されるのは、5人の方々です。
1、LINEヤフーの川邊健太郎さん。 → お世話になっております。
2、Wantedly(ウォンテッドリー)の仲暁子さん → はたらくを面白く?
3、マッシュビューティーラボの豊山YAMU陽子さん → 化粧品とかですかね…。
4、note株式会社の加藤貞顕さん → マークは見たことある~。
5、キャンプファイヤーの家入一真さん → クラウドファンディングなんですね~。
ちょっと…あまり馴染みのない…会社もありますが…一生懸命頑張っている会社の社長さん達が紹介してくださっているのですから、おもしろいんでしょうし、どんな影響があったのかも気になるところですよね~。
どんな本なの?
そして、そんな皆さんがそれぞれ3冊の小説を紹介しています。
本の内容は、本に挟んであるチラシや公式HPで見ることができます。
社長の#小説履歴書公式HPはコチラ → 講談社文庫以外の本もありますね~。
この履歴書では、本の内容も紹介してくれていますが、いつ、どんな時に読んだのかも書かれています。ちょっと、面白い試みですよね~。なんかリアルな感じです。
講談社文庫の小説には…
皆さんが紹介してくださった15冊の本のうち、12冊は講談社文庫です!
その12冊には、特製の帯がついています!
さらに、しおりも!
いつものよむーくのしおりでもいいんですが…今回は、こちらのしおりが入ってます!
キャッチコピー
そして、今回のキャンペーンのキャッチコピーでしょうか、「小説は、糧になる。」という言葉が書いてあります。
糧…食料の意味もありますが、力づけるものという意味でしょうかね~。自分では意識していなくても、心に響いてしまったり、ふと、なにげない小説の言葉を思い出したりすることってありますよね~。そんな時、「あの言葉ってなんだっけ?」とか「なんの本の言葉だっけ?」って気になったりもしますが…たいていは思い出せずに終わる…という事も多いのではないでしょうか。
それでもいいんですよね~。読んだ本の言葉が、知らず知らずのうちに自分の中に生きている感覚っていいなぁ~とも思いますが…逆に怖いな~っと思う事もあります。知らず知らずのうちに…バイアスがかかってしまうのではないか…とも思ったりするので、色々な本を読んで、考えて、そしてメモっておくことも大切かもしれませんね~。
みんなの#小説履歴書って?
というのが、社長の履歴書の話で…ここからが本題(?)です!
つまり、みなさんにも人生の糧となった小説があるのでしょう?それを小説履歴書にまとめてみませんか~?というのが、みんなの#小説履歴書キャンペーンなのです!
プレゼントもあるんです!
なんと、抽選で120名様に当たるそうです!
見てください、この素敵なバックを!
どど~んと載せちゃいましたが、A4サイズがすっぽり入っちゃうというので、わりと大きめですね!講談社文庫の文字と…ワカメみたいなマークがついてますが…。なんと30名様にあたるそうです!
そして…
よむーくの図書カードですね~。1000円分が90名様に当たります!絵柄は選べないようですが、ま、どれでもうれしいですよね~。
さて、気になる応募方法は…
応募方法!
え~、キャンペーンのサイトに行ってですね~。自分の小説履歴書を作り、それをX(旧Twitter)にシエアするという…ワタクシの苦手なやつでした~。
ということは…あれですかね…。本を買わなくても応募できるってコトなんでしょうかね~。
というわけで…いちおう…やってみました!
プレゼントキャンペーンのページはコチラ → 無事に応募はできるのか~。
応募してみた~
プレゼントのキャンペーンサイトにいくと、こんな感じです。スマホがいいのかな~っと思っております。
このまま、下の方にスクロールすると、キャンペーンの詳細がわかりますが、下の方にある、自分の#小説履歴書を作るという部分は、ずーっと表示されいます。
応募するためには、自分の小説の履歴書を完成させねばならないので、赤線のところをタップ!
すると、こんな感じの画面が表示されます。
やることは、①ニックネームを決める! ②3つの小説を選んでコメントを書く! ③履歴書カラーを選ぶ。
全部完成したら、この内容で作成ボタンを押せばいいというわけですね~。
すごいぞ!
すごいのはですね~。本のタイトルを入れると…作品が表示されるんです!講談社文庫だけじゃなくて、他の出版社のも入ってます。
自分の#小説履歴書完成~!
というわけで、完成しました~。なんか…ぼやけてるのはなぜだ?
【Xに投稿!】をタップして…みましょう…。
もう…わからない…。
こういう画面になるんですが…どうやって画像を添付するのか…?
下の写真マークが選べないんですよね~。さらに、A賞とかB賞って本文に書くのか…どこかに…ハッシュタグとかで書くのか…。
とりあえず…最初から入っている写真を削除して…自分の履歴書を添付。よくわからないので、本文にA賞と書いておきました…。ん~とりあえず、ツイートというかポストはできたようですが…。
ちゃんと応募できているのかは…不明!
読んでみたい社長のおススメ本はこれだ!
今回のキャンペーンは、本を買わなくても応募できるようですし…何回でも応募可能なのかもしれませんね~。
ただ、帯やしおりの事もあるので、ワタクシの独断と偏見で1冊買いました~。その本はコチラ!
選んだ理由は、内容紹介にもあるように、「祖先、肉親、自らの死の翳を見つめながら、綴られる日々の思索と想念。」という部分の…「思索と想念」という言葉が気になったからです。読んでみましょう~。
この道 吉井由吉 640円(税別) 249ページ
キャンペーンはいつまでやってるの?
さて、このキャンペーンは2024年3月31日までだそうです。
それまでに、履歴書に書く3冊を吟味して…しっかり応募しましょう~。
ワタクシはもう無理~。
ちなみに売り場情報~。
ちなみに…ワタクシが、このキャンペーンを見つけたのは、三省堂書店の東京ソラマチ店です。
三省堂書店池袋本店、ジュンク堂池袋本店では…まだ見かけておりません~。
あった~! 2024年2月13日現在
いや~ありましたね~。下の方に…こっそりと…。キャンペーンの対象本が12冊しかないので…なんとも…。ちなみに、三省堂書店池袋本店にも文庫売り場のフェア棚にありましたので、大丈夫そうです!
フェア参加店も少なめですので、確認してからお出掛けいただいても、まだ売り場が完成してない場合がありますので、ご注意ください~。
フェア参加店を確認するのはコチラ → これからですかね~。
まとめ
はい~。というわけで、講談社文庫 社長の#小説履歴書、みんなの#小説履歴書キャンペーンについて紹介してきました~。
小説に限らず…本は糧になりますので、ぜひ、本屋さんに足を運んでみてください~。きっと、素敵が出会いがあること間違いありません~。
読んだ~! 2024年5月18日更新!
というわけで、古井由吉さんの「この道」を読みました~。
ん~。正直に言いまして、どうなの…これ?という感じです。
私が、この本を読んでいて、にわかに活気づいたのが…解説を書いているのが松浦寿輝さんと知ってからですが、ワタクシにはピーンと来ました!
このブログのどこかの記事でも書いたと思いますが、松浦寿輝さんは2023年中に日経新聞の土曜日にコラムを持っていました。私はそれを読んでいたんですが、その中で何回か松浦さんの師匠について言及しているところがあったんです。その時は、特に気にせず読んでいたのですが…。たまたま、この作品を手に取り解説が松浦さん、師匠は最近亡くなっている…とうことから、この古井由吉さんは松浦さんの師匠だろうと思うのです。
ただ、だからと言って作品が面白くなるわけでもなく、どちらかというと、80%くらいは弟子の贔屓目だよね…という感じがします。
本を読んでいて、一番面白くないのは、ファンに向けて書いた本だとおもいますよね~。そして、何かで本が売れた方というは、次に書く本がそういう風になる傾向がありますよね~。なので、知らない人が途中から読み始めてもつまらない。その世界観に連れて行ってくれない本になってしまうわけです。そういう本が非常に多いな~っと思っています。
この古井さんの本もそうで、小説なの?私小説なの?随筆なの?…もう、全然わからないし、似たようなシチュエーションで似たようなことを言っているので…短編?短編連作?いや、長編なのか…?でもずーっと似たようなこと言ってるよね…。という感じです。
ところが、弟子である松浦さんにしてみれば、「不世出の文人が成し遂げた比類ない文業の到達点を示す一冊」というわけです。ワタクシにはわかりませんしが…読む人が読めばそうなるのかもしれませんが、一般庶民向けではないことは確かです。
もちろん、ワタクシもこういった作風が嫌いなわけではないですし…どちらかというと好きです。収録されている作品のなかでは、「その日のうちに」というは…面白かったです。ただ、こういった感じがずーっと続くので…まぁ、もういいかな~という感じになってしまうんですよね~。
というわけで、別の作品を読んでみたい気もしますが…芥川賞をとった作品というのはワタクシは信用していないので…ん~悩みどころですな~。
さて、最後に松浦さんの解説ですが、もぅ~師匠愛に溢れていて絶賛なんですよね~。もっと、素人向けにこの本の読み方とか、面白さとかを解説して欲しかったなぁ~っと思いました。
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