さて…2026年も教養文庫コラボフェアが開催されました~。
2025年から2つのレーベルが参加して、6社になりましたが…その2年目という事ですね。
今年はどんなラインナップなのか気になるところですね~。
教養文庫とは…
出版社が発行している文庫には色々なジャンルがありますよね~。ミステリーとかホラーとかSFといった感じで…その中に、「教養」をテーマにした文庫を主に「教養文庫」と呼びます。
教養という言葉を辞書で引いてみると、「①広い知識から得た心の豊かさ。はば広く精神の修行を積んで豊かな精神の修行を積んで豊かな精神的活力を身につけていること。②専門的学問・知識の深いこと」(旺文社国語辞典より)とあります。まぁ、社会人として広い知識を得て、心の豊かさを持ちましょう~色々と考えていきましょう~ってことですよね~。そのための文庫本が教養文庫というわけです。
キャッチコピー?
今年は、キャッチコピーですかね…「分断の時代を生き抜く」という言葉もついています。
なんだか…世の中がきな臭い感じになってきていますので、教養文庫としては…色々なメッセージを出したいところなのではないでしょうか…。
分断…っていうのも難しいですね~。分断…というとバラバラ~ってイメージがありますが…。グループなどが分断される場合は、分断された小さなグループは結束が強くなったりしますし…「分断の時代」とは…何が分断されているのか…そして、それは良くないのか…考えてみる必要があるかもしれませんね~。
教養文庫フェアとは…

教養文庫を発行している出版社が合同で、コラボフェアを開催しているんです。各社の編集長の推し本が紹介されているんですよね~。最初は、5社でやっておりまして…最初の文字をとって…南米のチチカカコという感じだったんですが…色々ありまして…現在は6社になりました。
名前も…考えたいところではありますよね~。河出文庫の「カ」、中公文庫の「チ」、角川ソフィア文庫の「カ」、平凡社ライブラリーの「へ」、朝日文庫の「ア」、ハヤカワ・ノンフィクション文庫の「ハ」…アナグラムみたいですが…何かいい言葉があればいいですが…思いつきませんね~。
本屋さんで小冊子を手に入れよう!

教養文庫コラボフェアを開催している本屋さんでは、小冊子が置いてあると思いますので、ぜひ、手に取ってみてください~。
そして、今年も各レーベルから8冊ずつのおススメで、全48冊のラインナップとなっております!
今年の6社とは…
教養文庫は今年で12回目となりますね~。
●中公文庫
1973年6月に創刊ですので、2023年は創刊50周年です。学術・教養から文芸・エンターテインメントまで幅広いジャンルにわたって、約7500点超の作品を刊行してきたそうです。
●河出文庫
1980年創刊。文庫専門の編集部を設けておらず、守備範囲の異なる編集者たちが企画を自由に出し合う体制であることが大きな特徴。現代思想や古典現代語訳シリーズなど、教養・学術ラインも粒ぞろいです。今年が…創業140周年ということで…あの企画も楽しみですね~。
●角川ソフィア文庫
1996年創刊、角川の伝統を受け継ぐ総合教養文庫として、私たちの心に深く語りかける良質な作品を、読みやすく、美しい装幀で刊行しているそうです。今年は、創刊30周年ですって!
●平凡社ライブラリー
1993年に創刊、今年で30周年を迎えます。思想・哲学・歴史・文学の分野を問わず、古今東西の名著九百点余りを刊行してきたそうです。文庫よりも少し大きめの判型が特徴…なんですが、文庫の棚に入らないという不具合もあって…色々と難しい本なんです!
●朝日文庫
1977年に創刊、新聞社系版元としてノンフィクションやエッセイのベストセラーが多いことが特徴のようです。今後も知識とエンタメを主軸に生きる知恵となるような文庫を出版してくれるそうです。
●ハヤカワ・ノンフィクション文庫
1977年に創刊、経済学や哲学、サイエンスを軸に、世界の最先端の知を分かりやすく説いた作品を展開中。文庫編集部は設けておらず…自由に文庫企画を出し合うというスタイルのようです。
ラインナップ紹介!
今回は…各出版社のラインナップから、これは!と思ったものを紹介しまーす。
1、日本戦後史論 内田樹/白井聡 朝日文庫 740円(税別)
色々な方が、日本の戦後について語ってはいます。あーだったらこーだった…こーだったから、あーなった…色々な考え方や意見があります。そういった意見を読んで批判するのはいんですが…それを、どう現代社会に繋げていくのか、生かしていくのか…というのが一番重要なことになります。
さて、このお二人のお話は…気になりますよね~。
2、ファシズムの教室 田野大輔 朝日文庫 950円(税別)
ファシズムという言葉を聞くと…よくないイメージしか浮かびませんが、決して強制されているわけではなく、自ら熱狂してしまうという恐ろしい仕組みがファシズムです。自分が知らず知らずに踊らされているかもしれません…。ファシズムとは…いったいなんだ…。
3、九相図をよむ 山本聡美 角川ソフィア文庫 1740円(税別)
九相図って…なに~?って感じですよね。知りませんでした。サブタイトルが「朽ちてゆく死体の美術史」ということでカラー版のために、ちょっとお高い値段設定となっております。
なんでも、白骨化する亡骸の様子を克明に描くのが九相図ということらしいですが…。そんな絵ってたくさんあるの?
4、灰と日本人 小泉武夫 中公文庫 880円(税別)
灰…?灰っていうのは…燃えカスというか…あの灰ですよね…日本人となにか関りが?
なんでも…日本人の生活に欠かせない役割を果たしてきたとか…どういうことなんでしょう…?
5、『百年の孤独』を代わりに読む 友田とん ハヤカワ・ノンフィクション文庫 1180円(税別)
これは…ちょっと話題になりましたね。ワタクシも百年の孤独を買いましたが…まだ読んでません。
なんだか…難しいんだそうで…腰が引けるので…誰かが読んだのを読めばいいかな~と思っていましたが、うってつけかと思ったら…やはり、話題は横道に脱線してしまうとか…。
小説を読んでいても、「あ、そういえば…」などと考えていたら、いつのまにか10ページくらい進んでたってこともありますからね…。いいんです。読書は自由なんですから!
6、昭和史 半藤一利 平凡社ライブラリー 1200円(税別)
この本は、戦前と戦後に分かれておりますので、本当は2冊ということになります。
前半は1926年から1945年まで、後半は1945年から1989年まで…。どのように語られるのか…興味がありますね~。
別の企画で買ったような気がするけど…どこに積読したかな~。
売り場の様子!

まとめ
というわけで、教養文庫フェア2026のお知らせでした~。
とくに…プレゼント企画などがあるわけではないので…華やかさに欠けるかもしれませんが、ワタクシは個人的に教養文庫が好きなので…やはり、気になっちゃうんですよね~。
色々と気になる本も多く…買ったことも忘れちゃうことも多いんですが…。
「趣味は読書です」って言うと「どんな本を読まれるんですか?」と聞かれるんですが…いつも返答に困ってたんですよね~。なんて答えればいいのか…たいてい質問してきた人は…ミステリーとかSFとかそういった答えを待っているんだと思うんですけど…。「教養文庫です」って答えると…話が続かないんですよね~。
ぜひ、教養文庫というジャンルを広めたいな~っと思っていて…「あ、教養文庫なんですね~。歴史とかですか?それとも理系を読んだりもされるんですか?」なんて…言われたいですよね~。
今年は…これに決めた!
今年のテーマは分断の時代を生き抜こう~ということなので…人間を分断していくと量子になるということで…これに決定!

世界一わかりやすい量子力学 アントン・ツァイリンガー 田沢恭子:訳 ハヤカワ・ノンフィクション文庫 1480円(税別) 479ページ
2022年にノーベル物理学賞を受賞した、アントン・ツァイリンガーさんが世界一わかりやすく量子力学を教えてくれる本のようです。史上初めて量子テレポーテーションの実験に成功したというニュースも聞いたことがありますよね~。
量子コンピューター、量子暗号など…量子が話題になることも多いんですが…いったいどういう仕組みなのか…どういう事なのか…ぜ~んぜんわからないですしね…。人間もテレポーテーションできるようになるのかな…なんてワクワクしながら読んでみましょう~。
読んだ~!
というわけで、読みました…。…。うん。これで世界一わかりやすいって事は…そもそも、かなり難しいって事がわかりました~!アリスとボブの物語は…非常にわかりやすくて面白かったです。ですので、量子の基本や哲学的な考え方は…なんとなくわかりました…。
ただ、後半は…ちょっと難しかったかな~。
そして、気になる人間がテレポーテーションできるかどうか…については…残念ながらできないようです…。その理由も納得のいくものでしたので、気になる方は読んでみてください~。

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