さて、というわけで、3月の下旬にスタンプラリーを知ってから4月の30日まで、八重洲ブックセンター8店舗を巡ってきました~。
今回のスタンプラリーがなければ行くことはなかった本屋さん、行くことはなかった街があって、たくさんの発見や冒険がありました。実際、とても楽しかったです。
そして、色々歩きながら感じたこと、思ったことをまとめましたので、ご興味のある方はどうぞ~。
まとめ
今回、色々な本屋さんを巡って思ったことは、「どこの本屋さんに行っても、それぞれの特徴があって面白い」ということでした。もちろん、基本的には置いてある本はほぼ同じです。棚の本も平積みされた本もだいたい同じ。これは、チェーン店なので、そういう部分が目立ってしまったかもしれません。
ただ、それでも飾ってある本、表紙が見えるように展示されてる本は各店舗違いました。本の展示のされ方にも工夫があったりしました。売り場の制約というのもありますよね~。店舗の形だったり、広さだったり、その中で、お客さんの導線を考えて、本が並べられているんでしょうね~。
ですので、同じ本でも店舗によって印象が違って見えたりしますよね。とても面白いです。
1つの店舗に長くは居られない事が多かったのですが、ぐるぐる回っていれば、もっと色々な発見があったかもしれません。こういった店舗ごとの特徴がもっと色々あって、ここの店舗のフェアみたいな事ができたらいいんでしょうね~。
本屋さんが必要だ!
昔であれば、日本全国どこの書店でも同じ本が売っていて、本屋さんに行きさえすれば同じ本を手に取ることができました。ところが今は、インターネットで本が買えて翌日には届く、なんなら電子ブックですぐ読めるし立ち読みもできるようになると、そもそも本屋さんに行かなくてもいいのでは?と思ってしまいますよね~。
本屋さんに行く意味とは、欲しい本を買うという事のほかに「え、こんな本もあるの?」「なにこれ、面白そう」「なるほどね~」と自分の世界観を広げてくれたり、知らない世界に出会わせてくれたりすることがあるからですよね~。
そして、そんな出会いの場を提供する意味でも、出版社さんが色々キャンペーンをやっているんですよね~。応募券ついた帯を付けたり、しおりを挟んだり、本屋さんと出版社さんが共同で、本好きが体験してる本屋さんでの出会いを演出してくれているわけです。帯の応募券やしおり、そして何より小冊子などは、本屋さんでしか手に入れることはできませんからね。
もしかすると…本を取ろうと手を伸ばしたら、横から女の子の手も伸びて来て手が触れてしまい、そこから恋に落ちるというベタな展開とかもあるかもしれません。
ただ、本屋さんで世界観を広げよう、知らない世界と出会いたい思ったら…やはり、都内の大型店にいくとか、神保町にいかなければ広がらないという現実がありますよね~。圧倒的な蔵書量というか在庫量というかが必要になってしまうと思うんです。
それだと、小さな本屋さんや地方の本屋さんはやっていけなくなってしまいますから…書店員さんの好みや地域の特集とかそういった感じのフェアを開催したり、「うちの店舗のウリはこれだ!」みたいなのがあったら楽しいだろうな~と思います。
もちろん、今回も八重洲ブックセンターの武蔵境店には、武蔵野の本があって、「あ、ここって武蔵野市なんだっけ」という発見もあって、国木田さんの武蔵野を買うべきなのでは…と真剣に悩んだりもしました。宇都宮でも、地方ならではの本が売ってましたし、大抵の本屋さんで牧野富太郎の本が並んでました。NHKの連続テレビ小説で「らんまん」が放送されていますが、知らない人もいるかもしれませんので、本屋さんにいったら、植物学のフェアか?と勘違いしちゃうかもしれませんよね。さらに、神木さんの本がおいてあるところもあって、非常に面白かったんです。
というわけで、色々な本屋さんが売り場の工夫はしてくれている、だけど、もっともっと特徴が出てきたら、もっともっと魅力的な店舗づくりに励んでくれたら、行くのが楽しい本屋さんがたくさんになって…いいだろうな~っと思うんですよね~。各店舗が、近所の本屋さんではなく、世界にひとつしかない本屋さんになる感じですかね~。
もちろんワタクシは本屋さんの流通の仕組みというのがわかっていないので、店舗が在庫を抱えてしまうのかもしれないし、そんないつ売れるかわからん本を置いとけるか~って感じなのかもしれませんし、あくまで、一人の本好きがスタンプラリー中に思った事でした。
そして、この溢れるような情報化社会のなかで、本との出会いはインターネット上でもできると思っているかたもいらっしゃるかもしれませんが、意外に自分の好きな情報しか見てないので、やっぱり世界は広がりません。本屋さんをウロウロする。気になったら手に取ってみる。これが一番だなぁ~っと思いますね~。
まとめのまとめ
というわけで、思いつくままに思うように書いてしまいました。失礼な表現があって、不愉快な思いをさせてしまったら、申し訳ありません。
ひとりの本好きとして、思った事や感じたことを書いただけですので、気にしないでください~。
ほんとに、この1か月は楽しかったです。スケジュールを考えて、本屋さんに行って、本を選んで、たくさんの出会いもありましたし、たくさんの思いや考えも産まれました。
残念ながら…やえちゃんのぬいぐるみキーホルダーだけ、ゲットすることはできませんでしたが、オープニングイベントに期待します!
そして、最後に、八重洲ブックセンターの店員の皆様、お世話になりました~。積極的にお声掛けいただいたのに、うまいこと言えずにオドオドしてしまいました。
これからも、応援していますので、頑張ってください~。
これがスタンプラリーの成果だ~!
というわけで、やえちゃんグッズ詰め合わせを含めて今回いただいたプレゼントを紹介させていただきました~。重複しているもの以外は、保管される予定です!
ありがとうございました~。
招待券届く!
ちょっと早すぎじゃないですか…?
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