夏の文庫フェアといえば、新潮文庫の、集英社文庫、角川文庫が有名ですが、出版社だけじゃなく、本屋さんにだって熱い想いはあるんだ~っといわんばかりの夏の文庫フェアが開催中です。
どんなフェアなのか…詳細をレポートします!
なつの文庫50冊とは…
夏の文庫フェアといえば、新潮文庫の100冊、集英社のナツイチ、角川文庫のカドブン夏フェア(今年から名前が変わりました)が有名ですよね~。
この3社の文庫フェアでは、それぞれの会社で出版している文庫のなかから、おススメ等を紹介しているので、当然ですが三社以外の文庫はラインナップされていません。
ワタクシも気になっているのところではありますが、ちくま文庫、文集文庫、中公文庫、ハヤカワ文庫など…聞けば「あぁ~」となるような出版社の文庫もたくさんあります。
ちなみに、講談社文庫には何やら動きがあるようですが…。
それらの出版社にも「これは絶対読むべきだ」とか「ぜったいおススメ」という本はあるはず、そこで…。
丸善ジュンク堂書店スタッフが選ぶなつの文庫 夏50冊2022とは…
丸善ジュンク堂グループでは、書店のスタッフが夏に読みたい文庫を選りすぐり、50冊をラインナップ、6月15日から8月31日までフェアを開催することにしたのです!
まさに、7月の今、フェア真っ最中なのであります!
果汁100%文庫とは…
丸善ジュンク堂書店のスタッフが、特に10代の人たちに是非読んでもらいたいということで、選んでいるそうです。
しかし、昔10代だったワタクシが見ても、面白そうな本がありますので、甘酸っぱいのか、甘いのかわかりませんが、かぶりついて読んでみたいと思います。
小冊子ではないが、チラシがあります!
売り場には、このようなチラシが置いてありました~。
A3サイズの紙の両面に、50冊が紹介されています。書店員さんのお勧めの一言もついているので、コメントを読んでいるだけでも楽しいです。
本が好きって事が伝わってきますね~。
どんな本がラインナップされているのか…。
丸善ジュンク堂書店のスタッフが選んだということですが、それこそ、北は北海道の旭川店から鹿児島店まで、全国の書店スタッフ、そして、外商部というような社内の営業部の方からも推薦があつまっているようです。
とはいえ、実際に50冊に絞るのも大変だったと思いますよね~。
とうぜんですが、新潮文庫、集英社文庫、角川文庫からはラインナップされていません。河出文庫や岩波文庫も外しちゃっていいのでは~っとも思いましたが、まぁ、それぞれの文庫フェアには入ってこないような感じの本でしたので、まぁ、いいのかなと思いました。
50冊全部を紹介したいことろですが…そうもいきませんので…ワタクシが気になった本を紹介しましょう~。
わたしを離さないで カズオイシグロ 早川書房 880円
アルジャーノンに花束を 新版 ダニエル・キイス 早川書房 946円
これは、芝居を見て感動したんですよね~。読んだことはないんですが…。
犬が星見た ロシア旅行 新版 武田百合子 中央公論新社 990円
プチ哲学 佐藤雅彦 文と絵 中央公論新社 713円
お馴染みピタゴラスイッチの先生の本です。
村に火をつけ、白痴になれ 伊藤野枝伝 栗原康 岩波書店 1232円
すごく気になっていましたが、立ち読みして断念しました。10代でいいのか…?
水木しげるのラバウル戦記 水木しげる 筑摩書房 1045円
この中から選びたいなぁ~っと思っていたのです。
購入者プレゼント
さて、ラインナップの本には帯がオレンジ色の帯がついているので、見間違う事はありません。おいしそうなオレンジですよね~。
この帯のついた本をレジに持って行くと…。
オリジナルブックカバーがついてくる!
こんな派手なブックカバーがついてくるんです。おいしそうですよね~。
新聞のチラシに入ってくるような、厚めの紙でして、ブックカバーとしては好きか嫌いかで評価が分かれそうですが、この美味しそうなオレンジを表現するには、この紙がベストなのかもしれませんね~。
写真撮影後には、カバーを外して保存しておきます。
このカバーを見て「あれ?昔もこんなのあったような…」と思ったのですが、この荷重100%文庫って前にもやっていますよね…毎年開催してたのでしょうか…すっかりノーマークでしたね。
以前のオレンジも取っておいたと思うのですが…今度出てきたらアップします。
さらに、ポイントも10倍?
丸善ジュンク堂書店では、hontoカードでポイントがたまります。本屋さんですぐに発行してもらえるので、せっかくですから登録しておきましょう。
アプリもあるので、スマホで登録もできます。また、docomoや楽天、pontaなど他のポイントカードと連携させることで、どちらにもポイントがたまるという…本好きにはたまらないカードなんです。
色々な書店で、ポイントカードが発行されていて大変なんですが…hontoカード、もしくはアプリは持っていた方がいいですね~。
hontoのアプリは便利でして、在庫検索もできますし、全国どこの書店に在庫があるかもわかります。もちろん、取り寄せもしてくれますし、本を検索してポチっとしようとすると…「あたなはこの本をお持ちです」みたいな事も言われてしまうので…え?そうだっけ? みたいに、同じ本を何冊も購入するというへまをしなくてすみます。これがほんとにありがたいですね~。
さらに、作者を登録しておくと、発売予定がでた段階でお知らせしてくれますし、欲しい本として登録しておけば、買い忘れ防止にもなるんですよね~。
売り場情報~。2022年7月18日現在。
さて、ワタクシは今回、丸善丸の内本店にて買ってきました。3階のエスカレーター脇にフェアエリがありました。丸善ジュンク堂限定ですから、都内でもそんなに売り場があるわけではないですよね~。
丸善丸の内本店3階 → エスカレーター脇にフェアエリアあります。
ジュンク堂池袋本店 → 先日まで1階でしたが、3階の文庫売り場に移動になりました。
期間はいつまで?
期間は、8月31日までとなっていますが、店頭に50冊が並んでるかどうか…となると微妙ですので、お早めに行くことをおススメします。
まとめ
さて、丸善ジュンク堂書店夏の文庫50冊果汁100%2022…タイトル長いな~のまとめです。
①10代の頃のせつない想いを思い出す。
②チラシをもらって、50冊を吟味する。
③立ち読みしてみる…。
④多分、きまらないと思うので、併設されているカフェで一休み。
⑤チラシで吟味する。
⑥もう一度、10代に戻ったつもりで立ち読み。
⑦最高の1冊を見つけ出す。数冊でもよい。
⑧派手なオレンジカバーを堪能する。
⑨とりあえず、積読タワーに積み上げて、他の文庫を吟味する。
⑩8月はひたすら読む。
⑪夏も終わるころ、文庫売り場に行き売れ残りのオレンジをみて
「夏はスイカだよな~」っとつぶやいてみる。
⑫10代の頃を思い出して、甘酸っぱくなる。
夏の文庫フェア~関連記事!
カドブン夏のフェア2022 → https://kotogara.jp/kadobun_natsu_fair_2022/
ナツイチ2022 → https://kotogara.jp/syueisya_natuiti_2022/
新潮文庫の100冊 → https://kotogara.jp/shinchobunko_100satsu_2022/
まだ間に合う! 岩波文庫フェア → https://kotogara.jp/iwanami_bunko_2022/
まだなんとか! 河出文庫フェア → https://kotogara.jp/kawade_bunko_grand_fair_2022/
というわけで、読んでみた! 2022年12月更新
森博嗣さんの「すべてがFになる」を読みました~。
わりと厚めの本だったのですが、さらさら~っと読めてしまいましたね。面白かった。
理系ミステリという新しいジャンルではあると思いますが、難しくもなくわかりやすく説明されていたと思います。
ただ、まぁ、夢落ちとか、お化けが~というわけではなく、理系ミステリなので…最後のオチ的なものは、途中で予想できてしまうのですが…それでも、これをどうやってまとめるの?的な部分が面白くて、最後まで楽しく読めました。
犀川先生と西之園さんのコンビも良かったです。続きがあるということなので、読んでみたいなぁ~とは思っていますが…森さんの本ってめちゃくちゃ冊数があるんですよね~。心配だなぁ~。
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