4月中頃が食べ時のセミノールを食べてみた。

食べ物。

 皆さんは、セミノールという柑橘類をご存知ですか?
ワタクシは、初めて知りました。オレンジの一種らしいのですが、聞いたことなかったです。

 現在は、2022年の4月中旬ですが、ちょうど今頃から5月の中旬までが食べごろというセミノールについて、食べながら調べてみました。

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セミノールとは…?

 1910年代に、アメリカのフロリダ州にある試験場でダンカングレープフルーツと、ダンシータンゼリンを交配させた品種です。すでに、100年以上の歴史のある果物なんですね~。
 日本には、1955年に田中長三郎農学博士によりカリフォルニア大学を通じて種から導入したようです。その後…田中さん家の庭に生えていたセミノールの木の「枝変わり」を桂清吉さんが見つけて商品化したようです。
 この枝変わりというのは温州みかんなどでもよくあることらしく、突然変異によってもともとの木から違った遺伝情報を持った枝が生えてくることらしいです。その枝を「挿し木」すると、まったく違う品種のミカンができるとか…。
 植物ってすごいですね~。動物ではありえないですけどね…

 では、そのセミノールさんに登場してもらいましょう。コチラです。

名前の由来

 名前の由来は、フロリダ州とジョージア州を分けているセミノール湖というところらしいです。お隣のジョージア州にはセミノール州立公園というところもあるそうなので、セミノールという言葉にどんな意味があるのか…気になるところですね~。

 写真では…すみません。大きさを比べられるものを映してませんが、ミカンよりも大きく…普通のオレンジくらいな感じです。

 いつぞやの湘南ゴールドとご一緒に。
 皮はゴツゴツしていて堅そうです。見た目は大きなミカンという感じですが、香りがオレンジですね。

半分にしてみると…

 さっそく、半分にしてみましょう。

 断面はミカンそのものですね。汁があふれてきておいしそうです。
皮を剝いて食べようとしたのですが、皮が硬くてなかなかむけず…なんていうんでしょう、逆にみかんの粒の皮が薄いので、汁が垂れてきてしまって…剝き終わるころには、手がべちょべちょに…。

 なんとか、皮をむきました。もう、このままパクっといきます。まな板が濡れているのは、全部、みかんの汁です。

食べてみると…

 この半分が、一口で食べられちゃうので、10センチくらいですかね~。
 冷蔵庫で冷やしておいたのですが…おいしいですね。甘くて、すっぱくて、「ザ・みかん」という感じのしっかりした味がします。甘いだけ~、すっぱいだけ~、じゃなくて、甘くて、すっぱい。
 最高です。こりゃ、おいしいですね~。

 これは…もう、小細工なしでそのまま食べた方がおいしいですね。

 ウチの娘も「うんまい、うんまい」言ってました。種もないですしね…。

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日本での産地は?

 日本では、大分県、三重県、和歌山県でほとんど作られているようです。
今回食べたセミノールも和歌山県の紀州セミノールでした。
 平成30年のデータだと、最も多く作られているのが和歌山県ということです。
 さすが、みかん帝国ですな。

セミノールの旬は?

 セミノールは3月から4月にかけて収穫されるのですが、本来は酸味が強いので倉庫で寝かしてから出荷されうようで、食べごろは4月中頃から5月中頃までで、6月くらいまで出ている場合もあるそうです。まさに、今が旬のミカンなのであります。

まとめ

 今回は、初めて聞くセミノールという柑橘類を食べてみました。注文して届いた果物ですので、スーパーなどで売っているのかどうか…確認はしていません。
 お値段も…あぁ、忘れてしまった…。

 明細書が残っていれば、追記しておきたいと思います。
 甘くてすっぱいセミノール、ぜひ皆さんも食べてみてください~。

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