瀬尾まいこさんの「春、戻る」は、とっつきにくいかもしれないが…ぐいぐい引き込まれるぞ!

本や読書。

 今回は、瀬尾まいこさんの「春、戻る」を読んでみました~。
 タイトルからは、内容がまったく予想がつきませんが、どのようなお話なのでしょうか。
 「春、戻る」の魅力をたっぷり紹介しまーす。

本について

 この本は、集英社のナツイチ2022にラインナップされていた本で、まぁ~通常でしたら手に取ることはなかったかもしれませんが、よまにゃのNoritakeさんの限定カバーということもあり、購入したというわけです。
 購入した本は…基本、積読タワーになりますが…手に取ったんですよね~。これも運命!

 集英社のナツイチ2022については、ワタクシのブログに記事がありますので、もしよろしければ、そちらの方もご覧ください~。

 ナツイチ2022については、こちら → ブックバンドゲット!

かわいいですよね~。

 この…一見すると、よまにゃが食べ過ぎたのか?と思えるイラストですが、最初は「なんだろう?」と思っていました。ですが…読めばわかります。なるほどね!
 写真ですと、ピンクが白っぽくなっていますが、本来はもっときれいなうすいピンクです。

集英社のホームページより

 本来の表紙はコチラですね~。あぁ~、読んだ後だとこっちもいいなぁ~。登場人物がわかりますよね~。あれがこれで、それがあれで…。観覧車もありますね~。

瀬尾まいこさんとは…

 恥ずかしながら、瀬尾さんの本を読んだのは初めてですし…今回初めて知りました。そこで、簡単なプロフィールを自分のためにも作ってみました~。

瀬尾さんのプロフィール

 お名前:瀬尾まいこ
 誕生日:1974年1月16日(山羊座)
 職 業:小説家ですが、以前は中学校の先生をなさってたんですね~。国語の先生だったそうです。
     こんな国語の先生がいたらいいですけどね~。
 家 族:現在は、ご結婚されて娘さんがいらっしゃるのかなぁ~。

そして、バトンは渡された

 あ!聞いたことありますし、本屋さんで見たこともありますね~。
 あぁ、あれの作者さんでしたか~、知りませんでした。映画にもなってますよね~。なるほど~!

 あれは…集英社ではないんですよね~。はい、他の出版社ですから…今回は…。

ということで読んでみた!

 ひとことで言ってしまうと、面白いです。おススメですね。なんか…ほっこりというか…ジーンと来ちゃう感じですね。

小説をどこで判断するか…

 小説を読むときに、どこで判断するかというのがポイントですが、解説の方は「書き出しの一文目から物語の核心へ、私たち読者をぐっと誘い込むことが得意なのだった。」と言われているのですが、まぁ、そう言われてみれば変だね~。とは思いますが…自分はあまり気にしませんでした~。

 小説のナントカ賞の選考委員ならば、書き出しの数行で判断するらしいので、その部分をじっくり吟味するのかもしれませんが、ワタクシなどの一読者は、さら~っと読み進めてしまいます。

 また、つまらないなぁ~とか違うなぁ~っと感じると、途中でも読むのをやめてしまう人もいるとかいないとか…。もったいない場合もあるんですけどね~。

 さらに、これから小説を読もうとするときに、この本に何を求めるのか…横溝正史を読んでほっこりしようとは思わないでしょう~?

 なぜ、こんなことをズラズラ言うかというと…、最初の設定というか、状況に戸惑ってしまって…。
「う~ん、こんなのありえないし…」と、冷めた感じになっていたのです。

 ただ、ワタクシの信念として作者が一生懸命書いたものを、途中で投げ出すなんて失礼だろう。ということで、どんなにつまらないと思っても、時間がかかっても「読みきる!」ということを実践してきました。当然、今回も、なにがあったとしても、すべて読みきる覚悟だったのです!

読めば読むほど面白くなってきた…

 ところが、読み進めるうちに…ちょっと、こんな状況もありかもというような雰囲気になってしまったんです。そして、面白くなってしまったんです。お兄さんに引き込まれたという感じですね~。

 ここ!ってポイントは覚えてませんが、たぶん…料理をするあたりからだと思うんですけどね~。

 ネタバレになるからあまり言いませんが、この自分の感情は、主人公の「さくら」の感情と同じだったのかもしれませんね~。
 「はぁ?」っていうところから、ぐいぐい引き込まれていって、探しちゃうくだりでは、(大丈夫とはわかっていましたが)心配しました。

 最後も、さら~っと終わるのかな~っと思ってましたが、ググッと来てしまいましたね~。

 何度か目に涙をためねばならぬことがありました。
 もう1回読んでもいいかなぁ~っと思える作品です。表紙違うやつも欲しいなぁ~。

あえて言うならば…

 ん~、あえて言うならば…。お兄さんとお父さんの関係、お父さんとさくらの関係が弱いというか…あまりにもお兄さんの過去がすごいのに、お父さんも普通にいい人で…過去を掘り下げる必要はないとは思うのですが…解決の糸口みたいな片鱗があっても良かったのかもしれないなぁ~と思いました。

 学校の先生だった瀬尾さんの経験から、そういうこともあるんだよ~ということなのかもしれません。

 なので、「さくら」の扉が開かれたインパクトは薄くなってしまいましたが、「さくら」自身も言っているように過去の事はこの際どうでもいいことなのですね~。
 そういう意味は、無理に開かないという手もあったかなぁ~。ん~、それだとモヤモヤしちゃうかなぁ~。でも、あれは…自分の意志ではなかった…きんぴらのせいですもんね…。

 まぁ、色々な意見もありましたが、あーだ、こーだ言うのには、ある意味もっと泣けたのでは?と思うから言っているだけで、作品として矛盾があるとか、パワーがないという意味ではまったくありません。すご~く面白かったです。
 もう1回読もうかなぁ~。ちがう表紙のヤツ。

本の情報

 基本、会話が多い…というか、お兄さんがしゃべりまくっているので、読みやすいです。サクサクよめます。何気ない日常に、非現実的な何かを感じたい人におすすめかもしれません。
 瀬尾さんの本のタイトルには、「、」が多いですか?

 タイトル:春、戻る
 ページ数:215ページ(解説まで)
 お値段:540円(税別)

瀬尾まいこさんのおススメ本

 2022年11月最新の瀬尾まいこさんのおススメ本を紹介します!自分も読んだことないので、この中から選んで読んでみたいと思いまーす。

  1.  夜明けのすべて     水鈴社    1500円(税別) 単行本
  2.  その扉をたたく音    集英社    1540円(税込) 単行本
  3.  そしてバトンは渡された 文藝春秋社   814円(税込) 文庫
  4.  掬えば手には      講談社    1595円(税込) 単行本
  5.  あと少し、もう少し   新潮社     737円(税込) 文庫

 「あと少し、もう少し」は、本屋さんで見たことがあって、これを見るとZARDの曲が流れちゃうんですよね~。ある意味、気になってはいます。

まとめ

 さて、瀬尾さんの本は集英社のナツイチ2022でラインナップされ、かつオリジナルブックカバーだったこともあり読みました。たぶん、普段だったら買わなかったと思います。
 そういう意味では、いい出会いがあったなぁ~っと思っております。
 ナツイチのスタッフの方々、ありがとうございます~。

 これからも、素敵な出会いを演出していただけたらうれしいです。
 ぜひ、みなさんも読んでみてください~。

おまけ

よまにゃのしおり
よまにゃのしおり
珍しく丸善で購入しました~。

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